こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
2023年12月1日(金)~12月25日(月)の期間、平安神宮にて夜間参拝イベント 『NAKEDヨルモウデ2023 平安神宮』が開催されています。
開催に先だって現地の様子をチェックしてきたので紹介します!
NAKEDヨルモウテデは、私が良く取り上げるクリエイティブカンパニーNAKED, INC.(ネイキッド)が手がける、ニュースタイル夜間参拝です。
プロジェクションマッピングや照明を使ったアーティスティックな仕掛けを楽しむためには夜でないといけない、ということで、通常は神社への参拝は朝から日中に行われる行事なのに、それを夜に行おう、というユニークな取組みです。
平安神宮の重要文化財である應天門や大極殿、明治時代を代表する日本庭園である平安神宮神苑の東神苑を、プロジェクションマッピングや提灯ライトアップなどのネイキッドのアートで彩り、夜間ならではの神社空間と参拝体験を楽しめます。
平安神宮の境内に入ると、そこは別世界の色取りになっていました。真っ正面の大極殿は闇夜に照明で浮かび上がり、その前の広場にもカラフルな照明が照らされています。
境内を巡る際はNAKEDディスタンス提灯を持って回って下さい。これを持って巡ると、暗闇の中でその提灯の照明が浮かび上がり、あなた自身も光のイルミネーションの一部になれます。また、提灯の下に照らし出されるライトは花の模様を描き出す様に工夫されていて、サクラと楓のデザインが地面に現れる様になっています。
本堂の前を通って東神苑へ向かう途中には、光の手水があります。黒いボックスの中に手を入れると水と共に光の花びらがあなたの手の中に咲き誇る様になっています。
本来ならば、日が暮れると真っ暗な東神苑はあちこちに照明が設置されていて、紅葉やその他の木々をライトアップしてくれています。
そして、池の周りを巡っていくと、池の畔に建っている迎賓館である尚美館にプロジェクションマッピングが映し出されて、幻想的な世界を醸し出しています。庭園内のため風が殆ど吹かないので、尚美館とそこに映し出されるプロジェクションマッピングが水面に綺麗に反射して、他所でみるプロジェクションマッピングとはまた違った世界を創り出していました。
場所を移動するごとに変化するBGMも実はNAKEDのクリエイティブスタッフがオリジナル曲を製作していて、その場その場にあった音楽を奏でています。そのため、音と映像、そしてその舞台となる自然環境が驚く程マッチしていてかなり心地よい時間を過ごせます。
多くのプロジェクションマッピングは、観賞時に「わぁ〜〜!!」という声を挙げて驚きやワクワク感を感じると思いますが、このプロジェクションマッピングでは、場所柄もあるのか、厳かに静かじわ〜っと肌や感性に染み込んで来る様な感じでした。
他とは違う体験をしたい方には是非お薦めです。
なかなか拝観時間後の夜の時間帯に境内に入る機会もありませんし、ましてやこの様なアーティスチックなイベントとなると滅多にない機会ですから、見逃さない様にして下さい。
イベント情報
NAKEDヨルモウデ2023 平安神宮 | |
開催場所 | 平安神宮 (京都市左京区岡崎西天王町97) |
開催日 | 2023年12月1日(金)~12月25日(月) |
開催時間 | 17:30~21:30(最終入場20:50) |
チケット料金(税込) | 【月~木】 中学生以上:2,000円 小学生:1,200円 【金土日祝】中学生以上:2,400円 小学生:1,600円 |
公式HP | https://yoru-mo-de.naked.works/heian-jingu/ |
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