こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
神戸市内で人気を誇る「ハンバーグと牛タンとお米 神戸赤ふじ」が、つなぎを一切使わず、素材本来の旨味を引き出した神戸牛100%のハンバーグやすき焼きステーキなどが看板メニューの飲食店「神戸赤ふじ」を、道頓堀の中座跡に出来た中座くいだおれビルにオープンしたので早速試食に行ってきました。
店舗の壁には歌舞伎の昔の街の賑わいが描かれていて、そこから楽しそう。店内に入るとカウンター席がずらっと並んでいます。そのカウンター席は一人ずつ席が個別になっていて、目の前に1人用にの鉄板があり、マイシートで頂く形になっています。
席には扇子が置かれていて、演出もよし!!
同店の一番商品の黒毛和牛100%使用のハンバーグはつなぎなど一切使用せず、お肉だけ。注文時にサイズをS, M, Lから選べます。それに合わせるのがすき焼きステーキ。神戸牛のブリスケという希少部位を使用して、1.7mmにスライスしたお肉を1枚から好きな枚数を選んで注文。
ブリスケは扱いにくい部位のため、これまであまり使われることがなかったものを、職人の腕で見事に食材として使える様になったという同店ならではのお肉。
これらの肉に野菜、おかわり自由のご飯とお味噌汁がついた神戸牛すき焼きステーキセットがあり、今回はそれを頂きました。
すき焼きステーキは、軽く焼くだけで、濃厚そうな卵黄と出汁につけていただきました。神戸牛にしては脂分が少ない気がします。そして卵と絡めることでステーキでありながらすき焼き感も出て贅沢な一品でした。
ハンバーグは上に牛脂が乗せてあり、焼きながらこの牛脂が溶けてお肉や野菜に風味や旨味を届けます。焼き具合はかなりレアな状態で焼き上がりとして提供されるので、後は自分で好みの焼き上がりになるまで焼きます。中は柔らかくとろけそうで、霜降り肉を食べているのかと思うほどでした。
お肉にはしっかりと下味がついているので、お肉を楽しみたい人には最適。
それでもテーブルには5種類の薬味(牛そぼろ、食べるラー油、ジャポネソース、ネギ塩レモン、ブレンド塩)が用意されていて、どれも美味しくいろんな味で楽しめる様になっています。
セットメニューに含まれるご飯は、毎朝店内で精米したお米を使用してかまどで炊き上げています。お米が立っていて粒がしっかりしているので噛みごたえがあり、お肉との相性もよしです。
お味噌汁は鰹節から出汁を取って作っているので、鰹の風味と旨味が食欲をそそります。
一通り食べ終えたら終了しても構いませんし、〆の一品として、ガーリックライス、ひつまぶし、卵かけご飯、極みカレーの4種類から選んで追加することも出来ます。
ガーリックライスを選んでみましたが、先ほどまでお肉を焼いていた鉄板の上で調理してくれるので食べる前から視覚と嗅覚を強く刺激されてしまいます。完成後は、鉄板の予熱でおこげも出来たりして癖になりそうな美味しさでした。
値上げやインフレなど外食の人気が下がっているので何とか盛り上げたい、ということで、新メニーの開発に取り組み、この贅沢な組み合わせと、ブリスケという部位の使用に至ったそうです。「うまくて、安くて、腹いっぱい」という想いを形にしたのが今回のセットメニューで、実際にうまくて、安くて、お腹いっぱいになりました。
最初に席においてあったセンスの裏にはハンバーグの食べ方や〆メニューの紹介が書かれていて、持ち帰ろうとする人もいるくらい欲しくなるデザインでした。食べ終わってみるとなんと1時間も経っていてびっくり。要所でお話しを聞きながらでしたが、時間が経つのがとても早く感じる充実の時間でした。
店舗情報
神戸赤ふじ 中座くいだおれビル店 | |
住所 | 大阪市中央区道頓堀1丁目7-21中座くいだおれビル3F |
電話番号 | 06-6213-1129 ※予約不可 |
営業時間 | 11:00〜22:00(L.O.21:30) |
定休日 | 不定休 |
席数 | 52席(カウンター席のみ) |

