こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
グラングリーン大阪南館3階の一角には、西洋スタイルの高級ステーキ店や本格イタリアン、鰻料理店といったジャンルの異なるワンランク上の6店舗が集結したUMEKITA GRANDTABLESというエリアがあります。
各店が個室も完備しており、ビジネスにおける大事な接待や会食、デートや記念日といった大切な人との特別な時間など、さまざまなシーンで利用でき、ゆったりとした食事を楽しみながら、うめきた公園の四季折々の移ろいや景色を眺めることもできます。
炭焼 うな富士/スミヤキ ウナフジ名古屋で超有名なうなぎ料理店が大阪初出店。店舗全面に設置されたスペースでは、行きたうなぎを捌いて串刺しにする様子が窺えるダイナミックなお店で大阪府内初出店。
うな富士で使用するのは一般的なうなぎの3割増しの大きさで、脂の乗りも旨味も格別な「青うなぎ」。大きなうなぎを最大限に引き出すために1000℃を超える超高温の炭火で外はカリッと中はふっくら焼き上げています。
鰻丼やひつまぶしを選ぼうかと悩んだ末に、長焼き膳といううなぎ1匹をそのまま焼き上げて出す膳を頂いてみたのですが、実際に食べてみると、肉厚で外はカリッとしていて、中はふっくらしていても身が崩れない。脂も乗っていて味付けが濃いめだったのでご飯が進みました。山椒をふるとうまさが断然パワーアップ。
また、うなぎがメインディッシュではあるのですが、それ以外の料理も絶品。長焼膳にはメインのうなぎの他に8品もついていて、その中でも「うざく」といううなぎの酢の物と鶏肉に味噌を混ぜて蒸して焼いた「みそまつかぜ」という京料理が抜群に美味しく、それだけでもまた行きたいと思わせてくれました。
美味しさの秘訣はうなぎだけにあらず。毎月各店の店長が集まり、メニューの中身を最適化しているそうです。年間を通して、春、初夏、夏、秋、そして冬と5つの季節で分けて、その時の最適のメニューを提供してくれます。今後うなぎのしゃぶしゃぶなども提供予定だとか。
鮨 澤むら/スシ サワムラ気軽に足を踏み入れていいのか悩むお寿司やさんですが、来店者を快く笑顔で迎えてくれる素敵なスタッフの皆さんがいるのが鮨澤むら。ヒノキのカウンターに座ると目の前にマグロの塊がド〜ンと詰まった箱が。
この日静岡県の下田漁港で水揚げされて届けられたマグロで、これから頂けるのもこの一部。自然とほおが緩みます。
カウンター越しに目の前で、赤酢を使った酢飯を小ぶりに握って、マグロ、ウニ、そして穴子の3貫を順に出してくれました。どれも口の中でとろけていきました。
通常はコースでおまかせセットを提供しているそうです。
店内の奥に不思議なドアがあって、ずっと気になっていたのですが、それは氷室と呼ばれるもののドアで、中は電源を使用しない冷蔵庫の様になっていて、食材をそこで保管しているそうです。
RUTH’S CHRIS STEAK HOUSE/ルースクリス ステーキハウスアメリカのステーキハウスのイメージそのままの店内装飾と肉の塊を出すステーキハウスが、ルースクリス ステーキハウスで関西初出店。
1965年、ニューオーリンズで、シングルマザーのルース(Ruth)がクリスステーキハウスを購入し人気店へと成長しました。常に最高の食材と料理をお客様に提供するという理念は、 60年後の現在もお店に息づいているとか。
こちらのT-Boneステーキは1.2から1.5キロもある肉の塊でお値段は約4万円。数人がかりで挑戦する人たちがいる中、一人で平らげる猛者も時々現れるそうです。ワインリストも充実していて、お肉を中心にしたアメリカンフードで大いに騒いで楽しい時間を過ごしてもらいたいと仰っていました。
店舗が南館の角部分にあり、グラングリーンの芝生広場の方に面しているので開放的な形式を眺めながらの食事が楽しめるのもこのお店の強み。
わ美/ワビ照明を落とした落ち着いた店内はまさに異空間。大人の雰囲気漂うこのお店、わ美は和牛懐石を提供しています。
日本が誇る食文化の真髄を伝えるわ美の和牛懐石は、日本三大和牛の神戸牛や近江牛を使用しています。近江牛を頂きましたが、口の中でとろける柔らかさで適度の霜降り度合いが最高。近江牛の特徴でもある甘みと旨味がほどよいバランスを保っていました。
カウンター内では表千家の流派をマスターしたスタッフが本格的な抹茶を点てて振る舞ってくれました。一汁一菜のスタイルで提供する茶懐石膳では、ご飯は煮えばなを用意します。煮えばなとは、炊き上がる前の少し食感を残したご飯で、咀嚼する度にお米の旨味を感じられます。
ディナーのコース料理は神戸牛と近江牛を贅沢に使用したメニュー構成になっています。
京都祇園 天ぷら圓堂/キョウトギオン テンプラエンドウ京都の祇園に本店がある天ぷら圓堂は何度か行ったことがあったので、内覧会では時間が限られていたため、試食には伺わず。非常に残念でした。
しかし、圓堂の天ぷらが美味しいのはいつものことなので、ここでも最高級の天ぷらを味わえることは間違いなし。
創業明治18年。歴史と風情あふれる京都祇園の地に140年以上掲げる「圓堂」の暖簾。お茶屋時代のもてなしの心はそのままに、料理屋として新しい感性を研ぎ澄まし、こだわりと精進を重ね、さらなる進化を続けていて、老舗の伝統に現代の感性を加えた圓堂独自の新しい献立で迎えてくれるそうです。
BRIANZA OSAKA/ブリアンツァ オオサカこちらも時間がなく試食に立ち寄れなかったイタリアンレストランで関西初出店。
創業シェフ奥野義幸が手掛ける炭とスパイスを使った本格イタリアン。トリュフを贅沢に使用した人気のオーブン焼きや厳選食材を活かしたイタリア料理の醍醐味を味わえるコースメニューを提供しています。
このUMEKITA GRANDTABLESエリアは、本物志向の料理を求める人たちにはぜひ訪れてもらいたい場所です。6店舗がそれぞれに違ったジャンルの一流料理を提供してくれているので、1店舗ずつ順に食べ歩きしてもらいたい場所です。
グラングリーン大阪南館3階 UMEKITA GRANDTABLES

