こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
過去に何度か取り上げた事もあり、大丸梅田店で昨年から期間限定で販売されいいた大阪ええYOKANに、大学生が考案した新作が登場。
関西の和洋菓子店10店舗と高校1校に加えて、関西大学万博部に所属する学生が考案したアイディアやデザイン25案から、厳しい審査を経て3つの新作が商品化されました。
そして、ここからは実際に購入頂くお客さんに投票してもらい、3つの中から最終的に選ばれたモノだけが大阪ええYOKANのラインナップに加えられる事になっています。
学生発のようかんは以下の3つ。
夢洲かん
2025大阪・関西万博の会場となる夢洲をモチーフにしたようかんで、西山美里さん(環境都市工学部3年生)のアイディア。 陸と海、そして会場のリング(大屋根)をキューブの中に表現。陸の部分は抹茶ようかん、海はうっすら水色に染めた錦玉かん(寒天ゼリー)で、リングは”刷り込み”と呼ばれる技術を使い、舞洲の会場を表現。
個性たのしもかん
大阪人の個性豊かな様を、小豆・金時豆・うぐいす豆など、色や大きさが様々な豆を甘露煮にしてようかんに閉じ込めて表現。飯田妃美香さん(社会学部4年生)のアイディア。シンプルながら見た目も美しく、食べたときにはゴロゴロとした豆の食感と個性ある味が楽しめる、まさに「個性たのしもー!」なようかん。
イシガキかん
大阪と言えば大阪城!ということで、大阪城の巨大な石垣を表したようかん。岡田崇佑さん(商学部2年生)のアイディア「イシガキかん」と仲上瑛人さん(環境都市工学部2年生)のアイディア「こてこてかん」をミックスしたもの。本来は石垣と堀を表すアイディアでしたが、再現が難しく製作過程で断念し、「こてこてかん」のアイディアを取り入れて石垣のみを表現したものに。黒ごまを入れた粒あんのようかんの表面を乾燥させて琥珀かんのように仕上た。
どれも斬新なアイディアで大阪感の濃い内容になっています。
試食で舞洲かんを頂きましたが、まさに羊羹という食感で、抹茶の苦みと寒天ゼリーの組み合わせがなかなかの相性で個人的にはかなりポイント高かったです。
最終的にこの3つの中からどれが勝ち残って大阪ええYOKANのラインナップに加えられるのか楽しみです。
学生からの新商品以外に、大阪本家駿河屋によるひやしあめかんも新登場しています。これからあたたかくなる季節にぴったりの「ひやしあめかん」。昔から大阪の夏の定番として愛されてきた『ひやしあめ』をイメージした、生姜の爽やかさとやさしい甘さが特徴のようかん。大阪本家駿河屋に伝わる生姜ようかんのレシピを元に、甘さ控えめにアレンジ。
食べやすく、持ち運びしやすいキューブ型で「食感×大阪感」を表現した「大阪ええYOKAN」は、この夏は全23種類が用意される予定。
2025年の大阪・関西万博を見据えて菓子職人が共創し新しい大阪土産を作り出すプロジェクト「大阪ええ YOKAN」の第一弾商品は「パビリオン」と名付けられていて、大阪の魅力を表現しながら、菓子職人としての技術を見せ合う様を万博内の「パビリオン」に見立てた、キューブ型のひとくちようかん。一つといわず3つ、4つ購入していろいろな味を試してみて下さい。
出店情報
新しい大阪みやげ<ええYOKAN> | |
期 間 | 4月24日(水)~30日(火) |
場 所 | 大丸梅田店地1階<お菓子なパレード> |
販売商品 | パビリオン 全23種 |
出店者 | 髙山堂・あん庵・吉乃屋 松原・大阪本家 駿河屋・ 福壽堂秀信・お多福堂・茨木旬菓庵 蔦屋・カグノミ堂・ 大阪緑涼高等学校・関大万博部(関西大学) |
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