こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
名古屋名物みそかつ「矢場とん」が大阪での認知度アップを狙っています。現在4店舗を展開していますが、実は矢場とんの名前を知っていても、大阪に店舗があることは、名前ほどには知られていないそうです。
ということで、メディアを集めた試食会が開かれたので参加してきました。試食させて頂いたのは、矢場とんで人気第1位のわらじとんかつ定食。南九州産の豚肉を使用し、叩かずそのまま調理するので柔らかくて食べやすい。オリジナルブレンドの乾燥パン粉のおかげで味噌をかけた後もへたらずサクサク感があって美味しく頂けました。200gと大きめでしたがもっと食べたくなる味噌カツです。
名古屋本店で調査した結果では、大阪から訪れた人の90%以上が「美味しい」と回答しているので、その味が大阪でも食べられることを知らせれば、もっと来店客が増えるはずだと考えているそうです。
大阪の店舗は9年前にオープンした道頓堀松竹座の地下にある、大阪松竹座店を皮切りに、心斎橋大丸店、阪急三番街店、そしてあべのハルカス店と、ミナミ、キタ、天王寺と要所を抑える形で展開されています。また、これらの店舗は「うちに出店して〜」と請われて出店したものばかり、というかなりユニークな出店の経緯があります。
矢場とん自体は1947年開業でもうすぐ創業80年になる老舗。名古屋を中心に全国で30店舗を展開中。
人気メニューは、1位がわらじとんかつ定食、2位がロースとんかつ定食、3位がひれとんかつ定食とかなり王道系。他にも隠れた人気メニューに極上リブ鉄板とんかつ定食があります。
アツアツに焼いた鉄板の上に新鮮なキャベツを敷き、揚げたての厚切りリブとんかつをのせ、仕上げにみそをたっぷりかけた香ばしいにおいが食欲をそそる、シズル感溢れる一品。1頭から約2%しか取れない、希少部位のリブを贅沢に使っています。
担当者がすすめするわらじとんかつ定食のツウな食べ方は、一口目は右から三枚目、途中からはトッピングで味変、みそだまりにからしを溶かす、という3つだそうです。他にもトッピングの変わり種として、台湾みそやチーズがあります。台湾みそは、とんかつの脂の甘味と台湾みそのピリ辛がベストマッチ!ねぎを合わせるとさらに美味しさが際立ちます。チーズは、チェダー、クリーム、ゴーダ、カマンベールの4種のチーズをブレンドした禁断のソース!かけて良し、つけて良し。想像を超えた美味しさを体感できます。
矢場とんはみそかつだけでなく、広報宣伝課長・ぶーちゃんというキャラクターがおり、総フォロワー数4万人もいて定期的にバズる人気者。グッズも多数あり店頭やECで販売されています。おまけに大須を舞台にした「大須のぶーちゃん」というアニメまであるという徹底ぶり。
美味しい料理と愛嬌のある広報宣伝課長・ぶーちゃんなど店舗にいくと楽しいことがあなたを歓迎してくれそうなので、一度試しに行ってみて下さい。

