こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
3月21日にオープンしたグラングリーン大阪南館の地下1階と言えば、Time Out Marketが注目されていますが、そのTime Out Marketを囲むようにも店舗があり、そのうちの2つがこれから紹介するTOM CAT BAKERYとBIO-RAL(ビオラル)。
ビオラルは過去にも紹介したことがあるのでご存じの方も多いと思いますが、“素敵なナチュラルライフスタイルを通じて、心も体も健康で美しく豊かな毎日を過ごしてもらいたい”と願うスーパーマーケット。要は利用者に安心、安全の食材を届けてくれる信頼のおけるスーパーマーケットです。
それに対して、TOM CAT BAKERYは、聞いたことがない人も多いかもしれません。それもそのはずで、ニューヨークにあるベーカリーの関西初出店の店舗なのです。店名からしてトムさんがオーナーかと思いきや、オーナーはジェームスさんという方だそうで、謎に包まれたブランドです。
ニューヨークでは四つ星ホテルなどのレストランへパンを卸すのが主業務で、日本でもそれを軸にビジネスをしているので、一般の人にはブランド名をあまり知られていない様です。
それではそれぞれの店舗について紹介していきます。
TOM CAT BAKERY/トムキャットベーカリー「ニューヨーク発祥のオーセンティックベーカリー」がコンセプトで、自家製発酵種ホワイトルヴァンを使用し、長時間熟成法により店内で焼き上げたアルチザンブレッドやオリジナルのサンドイッチを提供しています。ニューヨークで使われているレシピをそのまま採用せず、日本風にアレンジして、日本人の口に合うように調整した商品になっています。
たくさんの種類のパンを販売していますが、自家製発酵種と北海道産小麦を使用した軽やかな口当たりのダンボ・フォカッチャが一押し商品とのこと。
オリーブがものすごく利いていて、オリーブ好きなら食べるのをやめられないかもしれません。私も試食用に頂いたダンボ・フォカッチャを1つまるまる食べ切ってしまいました。
そのまま食べても良し、パスタなどのお供にも良し、ワインを飲みながらでも良し、という感じです。
また、フォカッチャの賞味期限は2日ほどありますが、味自体は時間とともに落ちていってしまうので、作り手としては「購入したその日のうちに食べ切ってもらいたい」と美味しいものを美味しいまま食べてほしいという拘りを聞かせてくれました。
遅い時間に来店したため、棚の多くが空になってしまっていて、他の商品を撮影することが出来ませんでしたが、店内のあちこちにニューヨークを思わせるイラストなどがあり、懐かしい気分になりました。
TOM CAT BAKERY/トムキャットベーカリー 概要
住 所:大阪府大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪 南館地下1階
営業時間 8:00~21:00
座席 テーブル12席 /カウンター8席
BIO-RAL/ビオラル「オーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナブル」をコンセプトに、ライフがプロデュースするナチュラルスーパーマーケット「BIO-RAL(ビオラル)」がグラングリーン大阪南館地下1階のTime Out Marketのすぐ側にうめきた店をオープン。
JR大阪駅を挟んだ反対にある駅マルシェ店と比較すると、関西初のカフェが併設されていることと、ここでしか販売されていないビオラル製品が多くあること。うめきた店オープンから登場する新商品は300種類以上!そのうちビオラルのプライベートブランドが80種類以上を占めていて、うめきた店限定商品として梅田エリアの人気店「大阪ハニー」や「Dali」の商品なども登場。
うめきた店ではビオラルの新製品を積極的に展開していき、ここで売れ行きに良い商品を他店でも展開していくそうでマーケティング要素も兼ね備えた店舗になっています。
併設しているカフェでは、有機原料やビオラルの商品を使用したメニューを提供していくので、カフェで食べて美味しかった料理は、店内で使用された食材や調味料などを購入して帰ると自分で再現して自宅でも楽しめるという2倍楽しめる仕組みになっています。
こんな表示もあるのでアレルギーを気にする人も安心。カフェでは選べるランチプレートが一押し商品で、主菜+副菜(1品もしくは2品)+ご飯(玄米もしくは白米)+お味噌汁がセットになっています。主菜は注文を受けてから調理を始めるので、温かい商品を一番おいしい状態で提供。
オープン時は国産牛ともち豚の手ごねハンバーグ(デミグラスソース)、薩摩ハーブ鶏塩麹竜田揚げ(スイートチリソース)、そして国産アジフライ(手作りタルタルソース)の3種類の主菜が用意されていて、まずここから1つを選んで注文します。この3種類の主菜は2ヶ月程度で順次入れ替えられるので、常に新しい何かが登場し、飽きがこない様に工夫されています。ちなみに試食会では、アジフライが欠品のため提供されなかったのですが、その理由は、ビオラルカフェでは冷凍のアジフライではなく生のアジを使用するため、前日までの漁獲高の影響で仕入れが出来なかったためでした。
私が試食で頂いた薩摩ハーブ鶏塩麹竜田揚げ(手作りチリソース)は、塩麹に薩摩ハーブ鶏を漬け込み、中はしっとり食感が味わえる竜田揚げにチリソースを絡めたエスニックでボリューム感のある商品で、他ではあまり味わったことのない旨味のある鶏肉でした。癖になりそうな予感。ご飯は玄米、味噌汁は「BIO-RAL 長期熟成有機みそ」を使用した優しい味わいでした。
またカフェを利用する人にはこんな遊び心も見せてくれます。
ビオラルのプライベートブランドの新商品として登場するのは、着色料は不使用で、果実そのものの風味・色合いでてんさい糖使用のシャインマスカットグミ・いちごグミ味のグミ、ミックスナッツやピーナッツに加えて、クルミやピスタチオ、ひまわりの種など、55種類が揃う有機ナッツ・ドライフルーツ各種、有機栽培で育てられた約30のスパイスをラインナップして合計50種類以上になった有機スパイス各種など拘りの品が揃っています。
健康最新トレンドの発信をテーマに集めたのがビオラルスタッフの意見を反映させて有機原料を使用した商品や、添加物を使用していない商品を揃えた子ども・幼児向け菓子コーナー、紅茶や緑茶、ウーロン茶などのお茶を原料に「スコビー」と呼ばれる酵母菌で発行させたもので腸内環境を整える作用があるといわれておりコンブチャ(「昆布茶」ではありません)、そしてボディメイクやダイエットへの意識変化が高まっている時代背景を先取りしてアメリカのトレンドである有機原料使用・食品添加物不使用のプロテインバーとエナジーバーなども取り揃えて、利用者の健康促進のサポートを目指しているそうです。
まだまだ新商品、ユニーク商品、拘り商品があるので、ここから先はTime Out Marketで食事をした際にでもご自分でチェックしてみて下さい。
きっとウキウキ、ワクワクすると思います。
「ビオラルうめきた店」概要
住所:大阪府大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪 南館地下1階
アイテム数:約3,200種類
営業時間 :物販 10:00~22:00 カフェ 11:00~21:00

