こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
押し花アートってどんなもの?と思っていたのですが、実物を見てその完成度の高さにビックリ!
植物を、特許取得の技術を使って枯れない押し花にし、その押し花を主役にして制作されたアート作品が押し花アート。
5月1日から7日まで、あべのハルカス近鉄本店のウイング館4階 第二催会場で開催されているハルメク押し花アー卜 杉野宣雄展で、その押し花アートが観賞出来ます。
ガラスケースの額縁に入った作品は、どうみても描かれた作品の様にしか見えませんが、目を凝らしてよくみると、そこには押し花として手を加えられた植物が。
花や葉だけでなく、茎や雌しべ、花びら、樹皮、根など植物のあらゆる部分が使用されており、その植物が持つ色や形状、質感、素材などが最大限活かされています。
押し花アートを制作した杉野宣雄氏は、世界的に有名な押し花アーティストで、植物の美しさや個性を活かした作品作りをしており、主役となる押し花が決まると、その作品の完成された状態がイメージ出来るので、次々と作品を生み出せるそうです。
1回の展覧会に向けて約半年くらいの準備期間に100点近くの新作を制作するとか。
油絵などの様に1作品の制作に何日もかかるのと比べるととんでもなく早いペースで作品を完成させられるらしく、それがまた場数を沢山踏めるという経験値の積み上げに繋がり、どんどんイメージを創造する力を高めてくれるという相乗効果になる、と教えてくれました。
写真を見て頂くとわかりますが、写真ではどうみても「絵」にしか見えないと思います。しかし実際に見ると、それぞれの作品の中に主役としての押し花がおり、それを補完する形で色が入れられていたり、背景に写真が使われていることがわかり、もっと顔を近づけていくと押し花の立体感が確認出来ます。
全ての作品が押し花を主役に制作されているので、当たり前ですが全ての作品がオリジナルの一点ものなので、その価値はとても高いものです。
デジタルデータとして保存は出来ますが、実際は写真を見れば解る通り、それはオリジナルの作品とは似て非なるモノです。
アートに興味のある人、花や植物に興味のある人、好奇心旺盛な人、とにかく現地へ行って実物を観賞してみて下さい。
また、用意された押し花を使って、作品をデザインしていく押し花体験ワークショップも同時開催されているので、興味のある人はこちらにも参加してみて下さい。
それよりも、押し花アートに関して詳しく話しを聞きたいという人は、押し花アーティストの杉野宣雄氏のギャラリートークが3日と5 日に開催されるので、参加してみて下さい。
ハルメク押し花アー卜 杉野宣雄展 | 押し花体験ワークショップ | ギャラリートーク | |
期間 | 5月 1日~ 7日 10:00~20:00 | 5月1日~6日 各日10:00~ 16:00 | 5月3日と5日 各日11:30から30分程度 |
場所 | あべのハルカス近鉄本店ウイング館4階 第2催会場 | あべのハルカス近鉄本店ウイング館5階 街ステーション | あべのハルカス近鉄本店ウイング館4階 第2催会場 |
入場料 | 無料 | 1,500円(税、材料込) | 無料 |
お気に入りに追加