こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
万博会場には4つのオフィシャルストアがあるのをご存じですか?
西ゲートを入ってすぐの西ゲートマーケットプレイスにはJR 西日本グループとKINTETSUの2店舗、そして東ゲートを入ってすぐの東ゲートマーケットプレイスにはMARUZEN JUNKUDOと大丸松坂屋百貨店の2店舗があります。
この2か所、会場の東西で分かれていて、歩くと15分くらいはかかる距離にあるので具体的に欲しいグッズがある人は要注意です。
4店舗共通で販売しているグッズもたくさんありますが、特定の店舗でしか販売されていない、その店舗独自のオリジナルグッズも各店とも数百程度揃えているので、それらを求めている場合は正しいストアへいくようにして下さい。
JR 西日本グループ4店舗の内、一番個性を出していたのはJR 西日本グループだと思います。JRのイメージを最大限に活かした店内のデコレーションや商品構成、そしてレジの作りなどかなりエンタメ性に富んだ内容でした。
店内の中ほどの天井には直径約3メートルの球体が設置されていて、球面がデジタルスクリーンで様々な映像を映し出していたり、レジの奥の壁には実際に駅や鉄道で使われたヘッドマークや吊り革、制服などを活用したアートが展示してあったり。
それに加えてJRの制服を着たミャクミャクとイコちゃんのペアはかなり破壊力のあるコンビでした。また日本各地から集めた特産品などを自分で選んで詰め合わせるセットや注文を受けてから生産する伝統工芸品などが目を惹きました。
KINTETSU「ミャクミャク百価店」をコンセプトにするKINTETSUのストアでは、入り口に置かれた巨大なミャクミャクのぬいぐるみが目を惹きます。
一体限定で金額は50万円だとか。初日に売れても閉幕まではここに置かれたままになるはず、ということです。
この巨大ミャクミャクに代表される様にミャクミャクのぬいぐるみがかなり多かった印象。また声に反応して動くミャクミャクのオモチャは、聞こえた音声をそのままリピートする優れもの。「こんにちは」には「こんにちは」、「Hello」には「Hello」、前で会話をするとその会話を真似ようとします。
残念ながら外箱には詳しい説明がなかったので分かりませんが、中にAIが入っているのかな、と思うアナログな様でハイテクかもしれないグッズでした。
わらび餅とカステラを1つの箱に詰めた「ミャクミャクみすたぁわらかす」は大阪の心を持ったKINTETSUならではの商品。
コンセプトにも掲げている百価店という点では、数で勝負ではなく、価値で勝負するということで、選び抜かれたお土産品を取り揃えていました。
MARUZEN JUNKUDO MARUZEN JUNKUDOは、店内をジャンルごとに分けていて、お目当てのグッズを探しやすいレイアウトになっていると思います。オリジナルアイテムが目立つ位置に集められていたり、バラエティグッズやコラボレーショングッズなどが纏められています。
また子供向けグッズを1か所に集めていたのもMARUZEN JUNKUDO店だけだったと思います。
この日は設置されていませんでしたが、開幕日には大屋根リングの模型も登場します。16個揃えると全景が揃う本格的な模型ですが、同店のみで購入出来る逸品。
ここの強みはドラゴンボールなどキラーコンテンツとのコラボグッズ。他では手に入らないお宝グッズはファンには堪らない逸品になるはず。今後、モンスターハンターや海洋堂とのコラボグッズなども登場する予定なので目が離せません。
大丸松坂屋百貨店大丸松坂屋百貨店は、「元禄時代の大店(おおたな)/EXPO2025 Ver.」がコンセプトで、江戸時代か続く老舗の系譜を継ぐ百貨店として、歴史と伝統を全面に出した店舗作りをしています。入り口には大きな暖簾がかかり、入り口を入るとすぐに歌舞伎メイクの相撲取りがいたり。天井にはねぶた装飾があったり、提灯ウォールがあったりと華やか。
ミャクミャクのぬいぐるみを集めたミャクミャクタワーが店内の真ん中に聳え立ち、壁際にはオフィシャルストア用に製作されたアート作品がいくつも並びます。
中でも博多人形のマスクマンとミャクミャクがプロレスをする不思議な人形は別格。
宇治のプレミアム抹茶を使った茶の菓や、切っても切っても脈々が現れるPAPABUBBLEのキャンディミャクミャクフルーツミックスなどのオリジナルグッズも充実。
4店舗とも、それぞれの母体となる企業の個性を活かした商品構成で、それぞれに2000種類以上のグッズを取り揃えています。店舗面積は500平米前後ありますが、開幕すると連日人の波に揉まれながらの買い物になるのでは、と思います。また各店舗のレジのレイアウトやデザインにも個性が現れていましたよ。
営業時間は午前9時から午後9時半までなので、夜まで滞在出来る人は団体客などがいなくなる夕方以降にいくのが良いのではと思いました。


