こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
世界で唯一の月光写真家が撮影した月明かりだけを利用した石川賢治月光写真展 月光浴『月夜の晩に』が大丸梅田店の15階で開催されています。
昼間なのかな、と思うほど明るく、そして昼間の空とはまた違った深みのある青色で統一された作品たちが、照明を落として月夜の闇を演出した空間に配置されていて、不思議な世界になっています。
1枚1枚は写真作品として見るだけでも「美しい」秀作ばかりですが、どれも太陽光の46.5万分の1という満月の光だけで撮影されたものだと思うと、それだけで見入ってしまいそうです。
撮影した石川賢治さんは、1984年から月光写真を撮り始めて、今日までアメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアの4大陸に渡る大自然の満月の夜を撮影してきています。今回の展示会では、月夜の春夏秋冬を舞台に「地上の宇宙実感」をテーマにした撮り卸しの新作約70点を加えた約100点の月光写真を一堂に展示しています。
会場内では、写真以外に、石川さんが撮影現場で録音した虫の鳴き声や水の流れる音などがBGMとして使われているので、写真を見ながら聴覚も刺激される仕組みになっていて、「月光浴の旅」を体感出来る空間になっています。
会場内奥には、石川さんの作品を繋いだ映像と、彼が1枚の写真を撮影する様子に密着した映像が上映されていて、こちらも見応えがあります。私もすっかり惹き込まれて見入ってしまいました。
美しいものには力があり、月には不思議な魅力があり、月光には観る者を圧倒するエネルギーを感じました。
月が好きな人、これは絶対外せない展示会です。
美しい写真が好きな人、自然の原風景が好きな人、足を運んでみて下さい。後悔はさせません。
月光浴「月夜の晩に」は、5月17日から30日まで開催です。
また、5月20日と28日は14時からギャラリートークが、15時からはサイン会が開催されます。
展示会情報
石川賢治月光写真展 月光浴『月夜の晩に』 | |
場所 | 大丸梅田店15階 大丸ミュージアム |
会期 | 2023年5月17日から30日 |
入場時間 | 10時から19時30分 |
入場料 | 一般 1000円 大高生 800円 小中生 400円 |
詳細 | こちらから |
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