こんにちは、ろこぴんです。
先日、消防署の体験型イベントに行ってきました!
心臓マッサージの体験講習、地震の体験の詳細を記事にしたいと思います。
この記事を見れば急に心臓マッサージをしなければいけなくなっても大丈夫!
城東消防署での地震体験と心臓マッサージ体験
城東まつりのイベントとして開催。当日消防体験ブースには1500人もの人が来場され、私も朝イチに行ったのですが、すでに体験ブースに人が並んでいる状態でした。
「FJクルーザー(トヨタ)の消防車」と現役消防士さんとの記念撮影も!子どもたちは普段見ない車に興味津々!楽しく記念撮影ができました♪
「起震車での地震体験(震度7弱)」は、未就学児は抱っこして体験でき、私は子ども2人と、ママ友も子連れで体験したのですが、思っている以上の揺れに大人も恐怖心が残るほど。アトラクションのように思っている子どももいましたが、私の子どもは怖くて泣いてしまいました(汗)。揺れは震度7弱。阪神淡路大震災の揺れが同じぐらいで、当時こんなにも揺れたのかと思うと、本当に怖い。備えあれば憂いなしという言葉がありますが、今後、もっと大型の地震「南海トラフ大地震」があると予測されていますので、避難準備や非常食など、家に用意しておかないといけないなぁ、と思いました。
そして、今後、何かの時に人を救うことができるかもしれない心臓マッサージの体験ができる「応急手当体験」。多くの人が体験できるように、とても広いスペースでした。大人、子供、赤ちゃんの練習用の人形もあり、それぞれ少しやり方が違うそう。
皆さんにも知って欲しいので、ここは詳しく紹介します。
「人が目の前で倒れてしまった」こんな時、救急車が来るまで触ってはいけないと思っていませんか?実はそれは間違いでした。呼吸や心臓が止まった状態で何もせずにいると助かる可能性がどんどん低下してしまうから。
倒れている人を発見したら、、、まず意識があるのかを確認します。体をパンパンと叩いて「大丈夫ですか?わかりますか?」など、問いかけます。応答がない場合や判断に迷う場合は、119番通報とAEDの手配をします。「すみません、AEDをもってきてください!」「すみません、119番に連絡して救急車を呼んでください!」と周囲の人に協力をお願いする方がスピーディーなので「AEDを持ってきてもらう」「119番する」はそれぞれ別の人にお願いするのがベストです。ただ、周囲に誰もいない場合は一人で行うことになります。AEDをとりにいきながら119番通報をして、、、ということが想定されます。焦らず、冷静に対処しましょう。また、胸やお腹の動きをみて息をしていない場合、心臓マッサージ(胸骨圧迫)を行います。心臓マッサージはAEDが届くまでの間、絶え間なく続けます。口をつけての人工呼吸は抵抗がある人も多いのでなくても大丈夫だそうです。心臓マッサージを行うだけで効果はあります。ただ、継続的にしっかり行わないと意味がないので、ここも冷静に対処しましょう。
また、心臓マッサージを一人で行うにはかなりの体力を使います。特に、AEDが遠い場所にある場合、届くまでにかなりの時間を要することがあるので、この場合も周囲の人に協力をお願いして交代で心臓マッサージを行います。動かない心臓に変わって全身の臓器に血液を送り込み、酸素不足で働かなくなってしまうのを防ぐ救命方法なので、救急隊が来るまではしっかりと続けましょう。
成人の場合は、倒れている人の胸の真ん中に手を重ねて、手のかかとの部分で肘を伸ばしたまま真上から押します。胸が5センチほど沈むように押すことと、手を胸から離さないように行います。子どもの場合は片手、赤ちゃんの場合は指の腹で行えば大丈夫です。下に簡単にやり方をまとめます。
心臓マッサージのやり方↓
倒れた人を発見後、心臓マッサージの流れ(人工呼吸なし)
- 意識があるか確認するために、トントン叩いて「大丈夫ですか?!」と確認する。
- 意識がない場合、周囲に人がいる場合は救急車の手配、AEDを持ってきてもらえるように協力を依頼し、息をしているのかを確認して心臓マッサージを行う。周囲に人がいない場合は、一人で全て行わなう。
- 両手を重ね、手のかかとの部分を胸の中心あたりにつけ、肘は曲げないようにし、手を浮かさないようにし、1分間に100〜120回のペースで胸が5センチほど沈むように押す。(子どもが倒れた場合は片手、赤ちやんの場合は2本分の指の腹で胸の厚みの3分の1の深さで行う)
- AEDが到着したら機械のマニュアルを見ながら装着。AEDが電気ショックが必要かを診断してくれるます。「電気ショックが必要です」「ショックボタンを押してください」などの音声が流れショックボタンが点滅します。電気を流す時は「離れてください!」と声をかけ、離れてからボタンを押しましょう。絶対に体に触れないようにしてください。
- それでも意識が戻らない場合、救急隊が来るまで心臓マッサージを続ける。一人でやり続けるのが難しい場合は、周囲の人に協力を依頼して交互に行いましょう。
- 救急隊が到着したら、あとは救急隊の人にお任せください!
何かあった時、役立つので覚えておきましょう。
また、緊急時に活用できる「救命サポートアプリ」もあります。このアプリを活用してもらえれば、見ながら何をすればいいかわかるので、参考にしてください。
ということで、体験をした結果、何かあった時にも冷静に対処できる予感です。冷静にできなくても、ネットやアプリで調べながら行うこともできるし、やり方さえ覚えていれば助けになります。人の命の大切さを改めて考える機会にもなりました。
余談ですが、私たち以外にも家族で参加されている人が多く、体験中は変わるがわる協力し合ったり、マッサージのカウントを取ったり、しっかり役割分担ができていました。また、心臓マッサージの体験後「はぁ〜汗」と、思っていた以上に体力を使ったようでした。日頃から体力作りも必要かもですね。
皆さんもぜひ参考にして、もしもの時に備えてくださいね♪
大阪市城東消防署(HP)
大阪市城東区中央3丁目4-20
06-6931-0119
2児の母。
家族そろってゲーム好きなので、オススメゲームあれば教えてください。