こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
6月17日から堂島リバーフォーラムで開催される「Immersive Museum OSAKA」のメディア内覧会へ行ってきました。
「Immersive Museum OSAKA」は、“Immersive=没入感”をキーワードとするアート体験プログラムで、3月に紹介した「ゴッホ・アライブ」と同系統のデジタルアートのパフォーマンスですが、同じ没入感をテーマにしていても違いを感じさせるアートパフォーマンスになっています。
長方形の形に囲まれた空間に投影される映像は、クロード・モネの作品を中心に印象派を代表する8名の画家の約80作品を選定して構成したもの。19世紀のフランスで絵画の世界に大きな革新をもたらした作品群を8つのシーンにわけて構成し、それぞれのシーンごとにテーマを設け、元の絵画作品を単純に映像化するだけはなく、作品世界により深く入り込むための独自要素を数多く加えています。
上映される映像は8つのシーン全体で30分。最初は空間の中心から少し前寄りの辺りから没入感を体験して、2回目は場所を変えて壁際、特にどちらかのコーナーからの観賞がお薦め。また、立ってより床に置かれたビーズクッションに座ってリラックスして観賞すると効果抜群。
会場内ではカメラ撮影が可能なので、映像をバックに自撮りしたり、SNS映えしそうなカットも狙えます。
没入感という点では同じですが、ゴッホ・アライブが視覚に働きかける没入感だったのに対して、「Immersive Museum OSAKA」はどちらかと言うと三半規管に働きかける没入感だと思いました。また、実際にその場にいると作品である絵画の中の世界に吸い込まれていく様な感覚になり、製作者の仕組んだ狙いがしっかり機能していると感じました。特に床面に投影される映像の動きを意識してもらいたいです。
公式アンバサダーに就任した山之内すずさんが没入している様子がこちら。
「アート作品を観賞する」という時代から「アート作品と一体化する、または身体で感じて体験する」という時代にさしかかってきているのかも、と思えるアート展示会なので、アート好きだけでなくデジタルワールドに興味のある人にも是非体験してもらいたいです。
一人で没入しても良し。カップルで没入しても良し。親子や家族で没入しても良し。子を持つ者としては子ども達には是非体験してもらいたいです。間違いなく好奇心や創造性を刺激してくれるはずです。
開催概要
Immersive Museum OSAKA(イマーシブミュージアムオオサカ) | |
公 演 日 | 2023年6月17日(土)〜9月6日(水) |
営業時間 | 10:00〜20:00(19:00最終入場) |
会 場 | 堂島リバーフォーラム(大阪市福島区福島1-1-17) |
料 金 | 一般¥2,500 中・高生¥1,700 小学生¥700 |
公式サイト | https://immersive-museum-osaka.jp/ |
※最新情報はWEBサイトやSNSでご確認ください |
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