育徳コミュニティーひろば 阿倍野区
こんにちは、もこじーです。
今日は阿倍野区の育徳コミュニティーひろばをご紹介します!
地域住民らが交流できる場をつくろう—と社会福祉法人育徳園は10月から、阿倍野区阪南町の育徳コミュニティーセンター内に「育徳園コミュニティーひろば」を開設しています。
ひろばは毎週火・水・木曜(祝日は休み)の午後2時から同6時まで開放していて、住民らが自由に立ち寄って談笑したり、施設内の学童保育に通う児童や近くの育徳園保育所の園児親子が訪れたりして、ほほえましい交流が生まれています。
ひろばができたきっかけは?
きっかけはこの春、同園の上層部がコミュニティセンターの意義を問い直したことに始まりました。施設責任者の廣谷さんは「創設者の早川徳次は『人生の幸せは自分の力だけで克ち取れるものではない。知らずしらずのうちにいろんな人や社会のお世話になって築かれていくものである。これは一つの借りである。返さなくてもすむ借りかも知れないが私は感謝して返していきたい』と近隣愛を大切にしていました。そこで、地域のために交流の場を設けることにしたんです」と振り返ります。
しかし、福祉に関してはプロだった廣谷さんですが、どうすれば交流の場を作れるのかが思いつきません。そこで英会話講師や大手企業の製造プロセス管理など福祉と畑違いの視点を持っていた阿南香さんを採用。もともと下駄箱や通路としてしか活用されていなかった施設のエントランスを片付け、学童保育に通う児童に協力してもらい、棚に絵を描いて空間を明るくしたり、近隣にある5つの福祉作業所のバラエティ豊かな生活用品や手芸品を販売するコーナーを設けたりして、華やかなひろばに作り替えました。
展示作品と阿南さん
阿南さんは「多様性のある“ごちゃ混ぜコミュニティー”を目指したいと思っています。障がいのある人、子育てに追われ誰かに愚痴を聞いてもらいたいママ、一人でいたいけれど誰かの気配を感じておきたい人、ラフな近所の寄り合い…。『あそこへ行けば誰かいるよね』と感じてもらえるひろばにするのが理想。最終的にはフリマもしたい」と夢は広がります。
ひろばの開設以降、保育園児を迎えに来た母親が立ち寄って夕食までのお腹を満たすお菓子を買ったり、自治会の役員らが地域の餅つきの打ち合わせしたりと、少しずつ交流の輪を広げています。
ツリーに飾り付けする子どもたち
育徳コミュニティーセンターのホームページはこちら
所在地 | 〒545-0021 大阪市阿倍野区阪南町5-15-28 |
---|---|
TEL | 06(6621)1901 |
その他もこじーの記事はこちら
お気に入りに追加
3人の男の子のママです!