国際障害者交流センター ビッグ・アイさんよりお知らせです。
2023年12月8日(金)より LUCUA 1100 4F イベントスペース「sPACE」にて
展覧会「about me 7 ~“わたし”を知って~ 非言語のモノローグ」を開催します。
コンクールには入賞しないかもしれない、展覧会では展示されないかもしれない…
けれど、作者が切実的だったり楽しんだりして生み出している作品、その作者のそばにいる人たちが“心震える”ものを紹介する展覧会です。
作者自身やそばにいるたちとのつながり、日常、創作の過程、そこから派生して生まれているも
のなどを多面的に紹介し、「表現とは何か?」を問いかけます。
展覧会の詳細はこちら:https://big-i.jp/projects/post/000807.php
【開催概要】
展覧会「about me 7 ~”わたし”を知って~ 非言語のモノローグ」
■開催日時:2023年12月8日(金)~12日(火)10:30~20:30
※最終日は 16:00 まで
■会 場:LUCUA 1100 4F「sPACE」(大阪府大阪市北区梅田 3-1-3)
■入場料:無料
■主 催:大阪府
■実施主体:国際障害者交流センター ビッグ・アイ
★粘土を使ったミニワークショップも開催
2023年12月8日(金)11:00~15:00(休憩13:00~14:00)開催。
講師として美術家・アートディレクターの中津川浩章氏を招聘し、展覧会場で開催。
当日受付、先着 20 人、参加費無料。
「about me ~”わたし”を知って~」とは?障害のある人の表現活動が全国的に拡がりをみせ、各地でコンクールや展覧会が多く開催されています。身近でも障害のある人の作品を鑑賞する機会が増えてきました。
美術的評価の高い作品や作家が発掘され、発表の機会も増えたことによって、障害のある人自身の自己評価の高まり、自己実現、表現活動、ひいては日々の活動の豊かさへとつながり始めています。また、「障害者のアート」として注目され、行政や企業、助成団体からの支援の輪が拡がるなどもしています。
素晴らしい作品に感動する一方で、その先にいる「作者=人」にまで思いが至らないことがあるのではないでしょうか。
ビッグ・アイでも、2011 年から障害のある人のコンクール事業を全国規模で行ってきました。
そんな中で、アーツ・エグゼクティブプロデューサーの鈴木京子が「表現活動は、その人自身にとってどんな意味があるのだろうか?」という問いに直面。そんな時、兵庫県神戸市長田区にある障害福祉サービス事業所「片山工房」代表・新川修平氏の「入選しなかった人の作品展をしてみたら?」という一言にヒントを得て、本展覧会を企画しました。
作品至上主義にはならず、作者にとって表現することの意味…表現することによって何を得られるのか、日々の生活と表現することの関係性を再考する機会をつくりたい。
また、作品だけでは見えてこない“人”を伝えることによって、「障害者=優れたアーティスト」という偏りをなくし、社会の中でともに生きる姿を伝えたい。
各地で開催されている優れた作品の展覧会が芸術創造をめざすならば、「about me ~“わたし”を知って~」は「福祉の視点=“人”」に重点を置き、“作者、その人”に思いを馳せられる展覧会にしようと考えました。
実施主体「国際障害者交流センター ビッグ・アイ」についてビッグ・アイは、障害のある人自らが行う国際交流活動や文化芸術活動の場として、「国連・障害者の十年(1983~1992 年)」を記念して、2001年(平成13年)に厚生労働省(当時は厚生省)がシンボル的な施設として設置しました。
施設運営だけではなく、障害のある人もない人も、すべての人をつなぐ文化芸術プロジェクトを企画・実施・開催しています。
お問い合わせ
国際障害者交流センター ビッグ・アイ 事業企画課
メール:arts@big-i.jp
電 話:072-290-0962(土日祝を除く 10:00~17:00)
F A X :072-290-0972
住 所:〒590-0115 大阪府堺市南区茶山台 1-8-1