こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
11月21日は、2024年のボージョレ・ヌーヴォーが解禁された日。
それに合わせて阪急うめだ本店が開催したボージョレ・ヌーヴォー解禁日販売イベントに、まま記者イノッチと一緒に行ってきました。
ワイン愛好家を魅了するジョルジュ デュブッフ社のボージョレ・ヌーヴォーを取り揃えた地下1階のツリーテラスに用意されたスペースには、4種7品目のボージョレ・ヌーヴォーやボージョレワインが並んでいます。また会場にはグラスでの購入で試飲が出来るバーも登場。
ジョルジュ デュブッフ社のボージョレ・ヌーヴォーは、11月21日から26日までツリーテラスの特設スペースで販売され、その後は地下2階のワイン売り場で在庫がなくなるまで販売予定。1か月以内には売り切れる見込み。
ちなみにボージョレ・ヌーヴォーとは、フランス・ブルゴーニュ地方の中でも気候に恵まれ上質のワインづくりに適しているとされるボージョレ地区において、その年に獲れたぶどうを醸造し、つくられた新酒のこと。毎年11月の第3木曜日の0時に解禁されることが定められていて、今年はそれが11月21日(木)だった。
ジョルジュ デュブッフ社によると、「2024年のジョルジュ デュブッフ ボージョレ・ヌーボーは、果実が踊るようなジュワッとジューシーな味わい」だそうです。
作柄は、春から夏にかけて雨が多く、8月は暑く、9月からは北風の影響で乾燥傾向、と農家にとっては難しい年だったが美味しいぶどうが獲れたそうです。今年のボージョレ・ヌーボー全体の生産量は約1500万本。そのうち3分の2はフランス国内で消費され、日本には約200万本が輸入されていて、消費量はフランスに次いで世界2位。3位にアメリカが続いています。
試飲させて頂いたのは一番スタンダードなジョルジュ デュブッフ ボージョレ・ヌーボー 2024。赤ワインで果実や花の香りが溢れ、軽やかでフルーティな味わい。
試飲したイノッチは「酸味が利いていて、フルーティな味わいで飲みやすい」。
販売される4種のうち、残る3種は:
ジョルジュ デュブッフ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー 2024ワンランク上のボージョレ・ヌーボーで、より凝縮した果実感や花束のような香りと濃密で滑らかな味わいが特徴。
ジョルジュ デュブッフ ボージョレ・ロゼ・ヌーボー 2024 ルーゼルーゼとはフランス語の造語で「ロゼと赤の間」を意味します。セニエ法と呼ばれる製法を用いて、ひと手間加えることで、赤いベリーなどの豊かな果実味が詰まった膨らみのある味わい、ほどよい渋さとコクが感じられる辛口のロゼワイン。
ジョルジュ デュブッフ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー・セレクション・プリュス 2024ボージョレ地区の3000軒ある生産者から最良と認めたトップキュベのみを厳選。収穫したばかりのぶどうが持つ本来の果実感がよりそのまま感じられるように、冷却ろ過をあえて行わないノンチルフィルタード製法を採用し、凝縮感があり深みのある味わいにブレンドした1本。
フランスから来日中のジョルジュ デュブッフ社で取締役を務めるアドリアン デュブッフ・ラコンブ氏にワインと合う料理を訊いてみたところ、ロゼにはピザやパスタが、ボージョレ・ヌーボー 2024には生ハムやチーズ、クラッカーなどカジュアルに飲む時のフードが、ヴィラージュ・ヌーボー・セレクション・プリュスにはステーキなどの牛肉が合うと教えてくれました。
そこで、和食だと何が合うか?と訊いてみたところ、トンカツや角煮という答えが!!
想像していなかった料理が挙がりましたが、アドリアン氏は何度も来日しており、自分でも料理をされる方なので、この組み合わせでボージョレ・ヌーボーを楽しんでみるのも良いかも。
どのボージョレ・ヌーボーを飲むにしても、友人や家族と楽しく一緒に飲むのが最適な飲み方だということでした。
このところ急に寒くなってきたので、皆で楽しい食事と会話にボージョレ・ヌーボーを添えて有意義な時間を過ごしてみては?