こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
あのアラン・デュカスのビスケット専門店が、7月18日に大丸心斎橋店の地下1階にオープンします。そのオープン前に一足早く上品なビスケットとソフトクリームを試食してきたので紹介します。
そのビスケット専門店は「ル・ビスキュイ・アラン・デュカス」。アラン・デュカスが2022年9月にパリでオープンしたビスケット専門店の関西一号店で、元々あったチョコレート専門店の「ル・ショコラ・アラン・デュカス」の一角をビスケット専門店に改装して誕生します。
味の職⼈アラン・デュカスが描く美味しさを追求し、素材に向き合う料理⼈の発想で作る “ビスキュイ・キュイジネ(=料理仕⽴てのビスケット)”を⼯房で⼀貫製造しています。上品で美味しい香りが立ち込めてきそうなビスケットが並ぶショーケースから、3種類のビスケットを試食させてもらいました。
カレ・ピュール・ブール・オリジン ノワール&オ・レオープン記念の限定商品で、アラン・デュカスの思い出に残る“おばあちゃんが作ってくれたバターの⾵味たっぷりのビスケット”を再現した「ピュール・ブール」と姉妹ブランド「ル・ショコラ・アラン・デュカス」の代名詞でもあるアイコニックなショコラがコラボしており、2つのブランドの魅⼒を同時に堪能できる⼀品。
ピュール・ブールは米粉や小麦粉を使用して素材に拘ったビスケットで、サクサクでほろほろ感のある食感が楽しめ、カカオ 75%ショコラ ノワールとカカオ 45%ショコラ オ・レの2種類があり、ビターで大人の甘さが満足感を高めてくれます。
オープン限定商品なので、無くなり次第終了になります。
ビスキュイ・エグザトウモロコシ粉、そばの実、米粉など、穀物それぞれの特徴を最大限に活かしたビスケットで、砂糖を控えめにしているのでビスケットといえど甘さは抑えられています。また、そば粉、そばの実、そば茶とそばを中心にしているのでヘルシーなビスケットでもあります。食べるとぷちぷちした食感がそばの実を感じさせてくれます。
パレ・サブレ・ファン夏限定の商品で、秋口からはこれにショコラが裏についているものが販売されるので、今しか味わえません。オレンジ、ショコラ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、そしてココナッツの5つの味が楽しめます。試食したココナッツ味のビスケットは、思ったほどココナッツの味が主張しておらず、食べやすく纏っていました。こちらも砂糖を控えめにしていて、自然の甘さを楽しめます。
アラン・デュカスさん自身は、真ん中奥のショコラがお気に入りだそうです。
ソフトクリーム
ビスケットの後、最後に試食したのがソフトクリーム。
ピュール・ブールとピュール・ブールミックスがあり、ミックスをいただきました。ピュール・ブールは、北海道産のミルクにピュール・ブールを細かく砕いて粉状にして混ぜあわせていて、バターの旨味とミルクの濃厚さ、控えめな甘さがうまく融合しています。
それにアラン・デュカスのオリジナルブレンドのショコラを合わせたのがミックスで、こちらもカカオ75%の大人な甘さのビターな味がピュール・ブールとうまくバランスが取れています。
どちらも、ヘーゼルナッツのクランブルと3種のバニラ、そしてレモンのゼストを織り交ぜたスブリがソフトクリームの上にまぶされていて、そのザクザク感がソフトクリームの柔らかさと非常にマッチしています。
細かいことですが、ワッフルコーンの部分を包んでいるのは上質の紙ナプキン。上のソフトクリーム部分を食べた後、スタンドから持ち上げた際に、紙ナプキンが簡単にめくれ、上質なので手も汚すことなく最後まで食べられたのは何気に嬉しい。
紙がめくれにくなったり、薄くて手が汚れたりするケースと比較すると一流は細かいところまで配慮されていると大いに感心しました。
落ち着いた雰囲気のイートインスペースで大人のひとときを過ごしてみるのは如何?

