こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
あべのハルカス近鉄本店が、3月2日にあべのハルカスダイニング12階で、まさかのラーメン店をオープンさせます。店名は24世紀ラーメン。
昨年12月から毎月飲食店をオープンさせている中で、3店舗目にオープンさせたのは人気ラーメン店「人類みな麺類」などを運営する UNCHI 株式会社とコラボしたラーメン店。
40代女性をメイン顧客にもつ同百貨店と、10~20代の若者に人気のラーメンブランド。ここだけみるとミスマッチの様ですが、そこが狙いだそうです。
ということで、「24世紀ラーメンってどういうこと?」と思いながらオープン前の内覧会へ行ってきました。
私も含めてやってきたメデイアの皆さんも店舗の内装を見て、一瞬フリーズしていました。ラーメン屋さんのイメージとはかけ離れていて・・・!
ラーメン屋という概念から想像するイメージとは全く違うデザインとレイアウトで、店内はカウンター席を中心に30席ほどしかなく、店舗のサイズに対して少なめに設定されています。その分空間を贅沢に使用している印象を受けました。
奥の壁には8台のディスプレイ画面を使ってCGアニメがループで流されており、原始時代、江戸時代、令和時代、そして未来を現す麺類時代、と4つの時代のラーメンを表現しています。この店舗用にオリジナルで制作したとか。
冒頭でも触れましたが、人類みな麺類系のラーメン店はどこも10~20代の若者に人気なので、その層を取込みたい近鉄百貨店が新たなフランチャイズ事業としてこの「24世紀ラーメン」を立ち上げており、期待値は高いようです。
3月2日のオープン初日から整理券を配布して混乱を回避する体勢で準備しています。またスタッフは近鉄百貨店の社員が、UNCHI株式会社が運営するラーメン店で研修を受けて担当しています。
気になるメニューは3種類のラーメンをメインに、トッピングやライス系も用意されています。今回は0世紀ラーメンと24世紀ラーメンの2種類を試食させて貰いました。
はい、どちらか1つを選ぶのではなく、2種類ともです。近鉄さん、安定の太っ腹です!!
どちらのラーメンも人類みな麺類で使用されている麺に少し手を加えたオリジナル麺を使用。全粒粉を使用しており、もちもちの太麺で食べ応えあり。
麺を湯がく時間が4分と少し長めなのも納得。
スープは、UNCHI株式会社の松村社長が厳選した醤油ベースを採用。
トッピングのチャーシューは4から5枚で52g。白ネギとカイワレが上に添えられています。
2つのラーメンの大きな違いはスープ。醤油ベースのスープに、鶏ガラを2時間半かけて煮出したダシと、別で用意した魚介類からとったダシをバランスよく混ぜ合わせて、それぞれのオリジナルスープの味を創り出しているそうです。
24世紀ラーメンは醤油味がかなり強めでパンチがあります。それでいて魚介スープの旨みもしっかり感じました。
疲れているときや運動後などにはハマりそう!
0世紀ラーメンはそれより醤油味が押さえ気味に調整されていました。メニューでは「土っぽいらーめん」と説明があります。*土は入っていないとのこと!
ダシには社外秘の素材が入っているらしく、それが魚介類のダシと鶏ガラのダシと融合して、甘み、塩味、旨み、そして醤油味を絶妙なバランスで生み出しているのかも。
具の中で特に気になったのは7x5cmくらいの大きさの昆布。ダシをとったあとのコンブではなく、食するものとして添えられていました。
また0世紀ラーメンには15g、大さじ1杯分のゴマが入っているので健康にも良さそう。
店内のサービス面では、ラーメン店としてより、百貨店ならではのきめ細かい対応に拘った接客を意識していくとのこと。
入店後、先に注文だけしてから席に着くスタイルなので、着席後スムーズに料理が運ばれてきます。お会計は後払いです。
拘りといえば、食器。ラーメンの器やその下に置くプレート、カップ、豚丼用の器、そしてレンゲなど、店内で使用する食器は全てアーティストが同店用に手作りして焼き上げたオリジナル品で、1つとして全く同じモノはありません。店頭販売したら買いたいと言う人が多いはず。
濃いめの味付け、一人席中心、近未来的な内装、そして人類みな麺類ブランド、とかなり若者層へ振り切った感がありますが、百貨店へ来られる40代以上の女性グループなどにも足を運んで貰いたい、ということなので、ここでどんなケミストリーが発生するのか楽しみです。
店舗情報
24世紀ラーメン あべのハルカス店 | |
住所 | 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカスダイニング 12 階 |
オープン日 | 2024 年3月2日(土) |
営業時間 | 11:00~22:00(ラストオーダー 21:00) |
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