こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
久しぶりに子供でざわつく会場でクラシック音楽の演奏を聴いてきました。
今月初め頃に紹介した大阪市立こども文化センターで開催された「こども劇場 音楽 なんてすてきなおんがくかい」です。
いつまでたってもざわつきが無くならない会場。あちこちで奇声を発する乳児達。そんな会場で弦楽五重奏団によるクラシック音楽や童謡唱歌、アニメ映画のテーマ曲などの演奏を聴いたのですが、自分の子供が小さかった頃一緒に行った子供向けの演奏会や交響楽団による星空コンサートの様子を思い出しました。
小さな子供はじっとして居られないから音楽会には連れて行くべきでない、という考え方が日本では一般的だと思いますが、今回の様に子供向け、子供参加OKの音楽会は探せばあちこちで開催されています。
今回会場になった大阪市立こども文化センターでも年に何度もその様な機会を提供しています。
小さいうちに本物の音楽、生の演奏を聴いておく事は、その子供の成長に大きく影響します。
大人は耳で聴きますが、子供たちは耳だけでなく体全体で音楽を捉えて、意味も解らず楽しむ事が出来ます。
それを狙ってか弦楽五重奏団によるラジオ体操第一の演奏があり、大人も子供もその場で立ち上がって演奏に合わせて贅沢なラジオ体操をするシーンも!
会場を出たあと、駅へ向かって歩いている際、前を歩いていた親子の幼稚園児くらいの女の子が「トットロ、トトロ、トットロ〜〜」と楽しそうに口ずさんでいたのですが、これが音楽の持つ力であり、ここからこの子供の人生は一歩違った世界へ進む事になるかもしれません。今日の演奏会でそのきっかけを掴んだ事は間違いないと思います。
勉強も大事ですが、子供にとって本物の、そして生の音楽や芸術に触れる事はそれと同じくらい大事です。
これからもこの様な音楽会やコンサート、芸術の観賞会や体験会などの情報を発信していくので、興味を持った親御さんは是非子供に感性や創造性を高める機会を与えてあげて下さい。
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