こんにちは、ともともです。
今回は、ちょっと変わった子どもの習い事ミラコラをご紹介していきます。
ちなみに、対象は小学生なのですが、ひらがなの読み書きができる未就学児や中学生の参加もOKだそうですよ。
ミラコラって一体なんなの???
ミラコラは、未来とコラボの略。
小学生は「ゴールデンエイジ」とも呼ばれており、神経系の発達が100%完了する時期かつ、大人になってからの土台になる大切な時期。
そんな時期に、社会で活躍している経営者の生き様に触れたり、企業とコラボレーションし社会問題に向き合ったり、商品開発をしたり、経営者のお悩み解決を通して、子どもたちの非認知能力(聞く力、チャレンジ精神、発信力などなど)や生きる力を育む、他に類のない塾なんです。
また、夢ではなく、志(願い)を大切にしているのもミラコラの特徴。
ミラコラ梅田天六の坂根さんが伝えたいミラコラの魅力
中小企業向けの資産形成や事業承継等のアドバイスを行っているコンサルタント坂根史孝さん ニックネーム:坂根ちゃんがファシリテーター(進行)を担当。
そんな坂根ちゃんの志(願い)は、「世の中のお金に不安・不満を抱えるすべての人たちの悩みを解決し、みんなが自分と他者、将来世代、社会の幸せを追求できるようにする」ことなんだとか。
ミラコラでは、会社の社長さんや社員さんと共に、より良い生き方を考えたり、世の中のお困りごとをどうすれば解決できるか考えたり、時には本当に商品を作ったりしています。小学生のうちから実社会で生きるチカラを育んでおく、実社会のことを知っておくことは、今後、子どもたちが人生の分かれ道に立たされた時、とても良い判断材料になるはずです。
ファシリテーター坂根さんの熱い想いについて詳しくはこちらから。
ママ記者がミラコラのワンデー授業に密着してきた
私は今回、ミラコラ梅田天六で毎月第4日曜日に開催されているワンデー授業に参加してきました。それでは、当日の写真とともに授業の様子をご紹介していきます。
こちらの授業は、2カ月で完結する内容になっており、私がお邪魔したのは2カ月目の授業。
まずは1カ月の振り返りから
入会するといただけるミラコラ日誌。この日誌の目的は、自分と向き合うこと。
喜怒哀楽は、人間が行動するパワーとなるものなので、自分が何を考えていたかを振り返り、心の声に向き合っていく大切な時間なんです。
「心のデトックスができるので、書いていると気持ちいい」とおっしゃる保護者の方もいましたよ。
キッズ・アゴラ
アゴラとは、ギリシャ語で広場という意味。
みんながおかしいと思っていることや、思いついたことなどを自由に発信する時間なんです。
「自分の家でもないのに、工事の人たちは夜遅くまで仕事をしてくれてありがたい」「小学校で、男子と女子が毎日ケンカをしていることに違和感を感じる」と言っている子がいるけどどう思う?という問いかけがあったり、テーマを設けたディスカッションの時間もありました。
この日は、「色々な考え方を学んでみよう」というテーマ。
「親がチョコレートを9枚もらってきたけど、4人兄弟でどうやって分ける?」
「2人でランチに行こうとしたら、1人はカレーが食べたい、もう1人はカツが食べたいといっているけどどうする?」
「子どもはゲームがしたいのに、ママは勉強をさせたい場合、どうするとお互いハッピーになることができる?」
などのお題にみんなで意見を出し合っていました。
ミラコラでは、7つの思考法を活用し子どもたちの思考力を養いながらこのようなワークを行ってらっしゃるんです。
ちなみに今回は、ABCZ思考で考えていましたよ。
他の人の意見を聞くための練習にもなっていましたし、自分では思いつかない意見が出たりして大人も子どもも大盛り上がり。
私もそばで見ていて、人は生きていくなかでどうしても譲れない考えや意見もあると思いますが、どんなに大きな問題が出てきたとしても、ABCZ思考を忘れずに、お互いに腹を割って話し合うことでみんなが「それでOK!」と思えるような解決策を見つけることは可能だなととても勉強になりました。でも…大人になってからだと、どうしても周りの目が気になったりしてしまい、自分の殻を破るのに時間がかかってしまうので、小学生の間から意見を述べること、聞くことの大切さをミラコラで学べるのは、将来大きな財産になりますね。
お昼休憩の後は、筋トレからstart!
梅田天六だけの取り組みなんだそうですが、午後は眠くなってしまうため、20秒×4セット筋トレを行うことで、頭をリフレッシュしてから午後のワークに臨みます。
ちなみに、手を挙げて「坂根ちゃん、眠たいです」と言うと15分ほど睡眠時間を取ってくれたりすることもあるみたい。
経営者からの依頼に挑戦
この日は、株式会社ステアドリーム代表取締役の勝村寛久社長が登場。
「自信と勇気がでる、ぶっとんだ斬新なデザインの服を考えてほしい」とのお願いがありました。
まずはみんなで、誰のために作るかを考えることからスタート
次に、色や柄なども考え、実際にシートに記入。坂根ちゃんから勝村社長に送ってもらうことでミッション終了です。
他の校舎では「友達がバナナが好きだから、実際にバナナができる服をデザインしました」という子もいたみたい。
凝り固まってしまった大人の頭では、なかなか思いつきませんよね…小学生って、おもしろいなぁ!
ミラコラに通っている子ども・保護者の声をご紹介
◆小学校のように「先生」「生徒」とわかれていないし、先生も一緒になって課題に取り組んでくれるので、とっても楽しい。(小4 女子)
◆色んな事を知ることができるので楽しい。「こんなことをしてみたい」という希望も採用してもらえるのが嬉しい。(小3 男子)
◆人前で発言することができるようになれればなと思い、色々と検索しているなかでミラコラにたどり着きました。いつも楽しそうに通ってくれています。(保護者)
ちなみに、ミラコラの運営をお手伝いされている、アドバイザーの荒木さんは、「ミラコラに通っている子は、「勉強しなさい」と注意される子が全くいない。それは、ミラコラを通じて勉強する意味が分かるから。自分のやりたいことが見つかり、そのためには学力がいることが自然と理解できるようになるから」ともおっしゃっていましたよ。
ママ目線でのミラコラの魅力はこれだっ!
今回、密着させていただいたのは、ミラコラ梅田天六でしたが、他にも名古屋・大阪天王寺・泉南・オンラインでの開催もあり、それぞれの校舎でファシリテーター(進行)をされている方が異なるので、校舎ごとに特徴があるのが、まず面白いなと思いました。
ちなみに大阪天王寺は第3日曜日にワンデー授業を実施しているので、今月は梅田天六に行けないなという場合は、こちらに振り替え参加も可能。
近所づきあいや親戚づきあいが希薄になってきている今、親がどんな仕事をしているのかでさえもあまり知る機会はないと思いますが、ミラコラでは、色んな経営者の生き方や志を知ることができたり、企業からのミッションにチャレンジし、幼いうちから実社会と繋がることができるので、この経験が将来、役に立つこと間違いなしですし、ミラコラを通じて、自分の心が突き動かされる業界に出会えるに違いありません!
私も子どもの頃に通っていたら、世の中にはいろんな職業があることを知ることができ、将来の夢を見つけることができたのかな~なんて思いました。
実は毎年、ミラコラの全国大会が行われており、各教室から代表者が選出されるのですが、2022年 梅田天六の代表に選ばれたのは、小学3年生の女の子でした。
ワンデー授業で、1秒間にテニスコート15面分の森が消えているという森林問題について話を耳にし、世界の森林を守りたいと決意。
「ものづくりを通して人の役に立ったり、幸せにする」という志を元に、日本で伐採されたスギの木でタングラムを作ることを提案。
教室のみんなで、スギの強みや、どんな人がタングラムを購入しているのかも市場調査。
とある企業でプレゼンテーションも行い、今現在、発売に向け動いている途中なんだとか。
小学生のときから、社会問題について学ぶだけでなく、どうすれば状況が良くなるのかも考え、自ら動き、実際にカタチになるまで携わっていくなんてあまりできる経験ではありませんよね。
また、我が子であっても、その子が求めているものや向いていることを見つけるのは至難の業だと思うので、「スイミング」「英語」「学習塾」と色々通わせることももちろん大切ですが、社会に出たときに受け身ではなく、自分から動くことのできる人になるための力を養うには、ミラコラしかないなと感じました。
10:00~17:00の授業に保護者がつきっきりで参加しないといけないわけではないですが、下の子と一緒に授業に耳を傾けるのもOKなので通いやすいですし、いろんな業界の知識や問題点を学ぶことができるので、保護者もどんどんレベルアップしていくことができちゃいますよ。ミラコラは、我が子に尊敬される親になるために勉強する場でもあるかもしれません☺
ミラコラ梅田天六の情報
ミラコラ梅田天六 | |
住所 | 大阪市北区国分寺 2-1-14-7F |
電話番号 | 080-2444-4088 |
メール | miracolla.umedatenroku@gmail.com |
HP | ミラコラ |
お申込み・お問い合わせ | こちら |
団体概要 | 一般社団法人 未来とコラボ
〒480-1125 愛知県長久手市氏神前304-1 TEL:0561-62-5231 FAX:0561-62-5232 e-mail:info@miracolla.jp |
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