こんにちは、satominです
今回訪れたのは、蒲生にある「御料理松むら」。
「素材より素材らしく」を体現する店
店主は、京都の和食店で10年修行し、日本料理の基礎を徹底的に習得。その後フランスへ渡り3年、さらに帰国後はミシュランで8年連続評価を受ける名店で料理長を務めた、かなりすごい経歴の持ち主です。そんな店主が地元・蒲生でオープンした「御料理松むら」。大切にしているのは「素材より素材らしく」という考え。食材はもちろん、調味料や器、空間に至るまで、すべてにこだわりが詰まっています。

平貝と春野菜が彩る、美しい一皿
三月の先付けとして登場したのは、「平貝と春野菜の酢の物」。大ぶりで美しい平貝の殻をそのまま器に使い、色とりどりの春野菜を盛り付けた華やかな一品。繊細に仕立てられた大根灯篭も添えられ、目でも楽しめる仕上がりです。口に運ぶと、黄身酢のまろやかさと土佐酢のジュレの爽やかな酸味が重なり、それぞれの素材の味をやさしく引き立てます。素材の良さをまっすぐに伝える味わい。一皿目からコースの期待が高まる一品でした。

料理だけじゃない、器や空間へのこだわり
料理を引き立てる器にも妥協はありません。骨董品と、現代作家の器を組み合わせて使用。ひとつひとつにストーリーがあり、料理とともに楽しめます。

さらに店内の調度品やトイレ、庭づくりに至るまで、すべてが“体験”の一部。「この空間が気に入って、この場所に決めた」と語る通り、料理だけでなく空間全体で魅せる一軒です。

水・食材・米…すべてに宿る徹底したこだわり
「水が違うだけで、仕上がりが全然変わる」とお出汁のベースとなる“水”は、京都まで汲みに行くほどのこだわり。さらに、野菜は生産者直送。お米は知人の所で栽培した自然農法のものを使用するなど、素材選びにも一切の妥協がありません。
コースの締めに登場するのは、特注の土鍋と特注のカセットコンロで炊き上げるご飯。水分を多めに含ませ、一気に蒸気で炊き上げることで、驚くほど甘みのある仕上がりに。最初の一口が一番甘いそうで、卵かけご飯や鯛茶漬けなど、味変しながら最後まで楽しませてくれます。
和食の技術とフレンチの感性を融合させた、ここでしか味わえないコース料理。素材・技術・空間、そのすべてにこだわり抜いた一皿一皿は、まさに“体験”。特別な日に、大切な人と訪れたくなる一軒です。

店舗情報
| 御料理 松むら | |
| 住所 | 大阪市城東区蒲生4丁目20番11号 |
| 電話番号 | 06-6180-5976 |
| 営業時間 | 【夜の部】 18:00~22:30(20:30最終入店) 【昼の部】 土曜日、日曜日、祝日 12:00~14:30(12:00入店のみ) |
| 定休日 | 不定休 |
| WEBサイト | https://www.o-matsumura.com/ |
| ※最新情報はWEBサイトやSNSでご確認ください | |










