こんにちは、ぱぱ記者Kenです。

DREAMS COME TRUEがライブやコンサートで着た衣装が80点以上展示される大衣装展覧会が阪急うめだ本店で12月4日から16日まで開催されます。

展覧会は『KEITAMARUYAMA 30周年×DREAMS COME TRUE 35周年 記念祝祭「大衣装展覧会」-大阪LOVER- 』。今年30周年を迎えた衣装デザイナーの「KEITAMARUYAMA」とデビュー35周年を迎えたDREAMS COME TRUEの周年を祝ったもの。

ドリカムの中村正人さん（左）とデザイナーの丸山敬太さん（右）

2つのアニバーサリーが重なる、この特別な年に過去最大級となるステージ衣装の展示を中心とした大規模な展覧会で、なんと開催は大阪のみ。また、これまでの衣装展や北海道・池田町「DCTgardenIKEDA」では撮影NGだった衣装の撮影が初解禁。好きなだけ衣装の写真を撮影してSNSなどにアップ出来ます。
ただし、撮影はスマホのみ。一眼レフなどのカメラでの撮影は不可なので要注意！

会場内は、DREAMS COME TRUEの楽曲「大阪LOVER」をコンセプトにした構成で、1991年から4年に一度開催されている『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND』でデザイナーの丸山敬太さんが手がけた最初のコラボレーション作品をはじめ、数々のライブシーンを再現するような様々なステージ衣装、NHK紅白歌合戦で着用された90年代からの貴重なアーカイブまでが圧倒的な存在感で並んでいます。

貴重なデザイン画の原画や指示書なども初公開。使用後に特別な処理をして真空パックの様な状態で保管されていた衣装も登場。こちらは直接触ることも可能ですし、すぐそばまで近づいて細部を見ることが出来るので、ドリカムファンだけでなくデザインを学んでいる人などにもかなり勉強になる貴重な機会だと思います。

ネットもスマホもSNSもない時代に、ドリカムファンだった丸山さんが、どうしてもドリカムの衣装をデザインしたい、と思ってあちこちでそのことを言いふらしていたところ、丸山さんの作品ブックがドリカムの吉田さんの手元に届き、そこから両者のコラボが始まったそうです。その結果が今回の展覧会の衣装たち。

人生、何が起こるかわかりません。ネットもスマホもSNSもある今の時代、出来ない言い訳をしてる場合じゃないです。
この展覧会では光輝く部分だけでなく、その裏にあった苦労の時間や試行錯誤の積み重ねがあったことに想いを馳せて鑑賞してまわるとより感慨深いかもしれません。

ところで、取材のあと出口の近くで他社の記者さんと立ち話をしていると、目の前をデザイナーの丸山さんがお客さんの間を抜けて歩いて行かれました。
皆さん、お買い物に忙しかったみたいで、誰も丸山さんに気づかず。繊細一隅のチャンスだったのに、勿体ない！！あたなが手にしているその商品のデザインをした人、今、目の前を通って行きましたよ〜！

展覧会概要

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