こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
リゾナーレ大阪アトリエで行われている「光と向き合う探求型プロジェクト」は、光と遊ぶことで学を得るというもの。
リゾナーレ大阪の特徴はホテルの28階にあるアトリエ。子供達が自由に遊び回れるスペースに、自然の素材を活かした遊びグッズが多数揃えられています。
リゾナーレ大阪に宿泊する人はこのアトリエを利用するためにこのホテルを選んでいて、リピーターもかなり多いそうです。
そのスペースを使って行われたのが「光と向き合う探求型プロジェクト」で、パナソニックが開発中のIoT照明の「ILLUMME(イリューム)」や光の3原色を使って、参加する子供たちが光と戯れて遊ぶ、というもの。
子供達は無意識のうちに光を意識することから始まり、色の変化や距離によって影の大きさが変化することなどを体験したり、ILLUMMEを使って光が素材の違う物質を通過したり反射したりすることで色が変わることを知ります。
またキラキラ光ったり色の変化を不思議がったり、光が持つ特性(反射、透過、屈折)の不思議さや面白さに気づいたり。
子供達の表情は真剣そのもの。視線の先で輝く様々な色の光に目を輝かせていたのが印象的でした。 発見したことをスタッフに満面の笑顔で得意げに話しかける姿からは、子供たちがどれほど興味を抱いているかが見て取れます。規定の30分があっという間に終わってしまい、子供達はまだまだ遊び足りなそうでした。
ILLUMMEはLEDを使用しているので火傷の心配がなく、パソコンで光り方や光らせたい色を自由にコントロールしてプログラミング出来るのが特徴。万博に出展するパナソニックのパビリオンでも同じ技術が採用されているそうです。
プログラムを運営しているリゾナーレ大阪の担当者は、子供たちが何をしたかではなく、どうしてそうしたのか、という点にフォーカスして子供達の関心や興味を刺激することや発想の原点や着眼点に重きをおいているということでした。
実際に子供達の様子を見ていると、一人一人違う行動を取っていて、関心の持ち方や興味の対象が違い、それらを使ってやっていることも各自各様。ILLUMMEをぐるぐる回して光の変化を楽しむ子供もいれば、様々な道具を積み上げて、そこに光を当ててじっと眺めている子供もいました。
ここで体験したことを日常の生活の中で活かして欲しい。これまで気づかなかったことに関心を持ったり興味を持ってくれたら嬉しい。親にとっても子供の行動や発言から新たな発見があったりするので、日々の接し方や教育にも活かせる、とも。
プログラムを観察した感想として、授業の様に決まり事をするのではなく、一人一人が自由に本能の赴くままに、見て、触れて、感じて、手を動かしていくことを奨励しているので、子供達の自主性を最大限尊重されていました。
このプロジェクトは3月16日までは土、日に開催され、参加可能年齢は3歳から12歳ですが、その後少し間があき、4月11日から改めて再開します。その際は参加可能年齢が5歳から12歳になります。
プロジェクト概要
パナソニック共同企画「光と向き合う探求型プロジェクト」 | |
住所 | 大阪市住之江区南港北1-13-11 リゾナーレ大阪28階 アトリエ内 |
電話番号 | 06-6614-7845(リゾナーレ大阪予約センター) |
期間 | 3月16日までの週末、4月11日から 金土日開催(4/25~5/6は毎日開催) |
開催時間 | 7:30PM~8:00PM |
所要時間 | 30分 |
料金 | 子ども1人あたり1,000円 |
定員 | 4名 |
対象 | リゾナーレ大阪宿泊者 |

