松本幸四郎と中村壱太郎が、約400年の伝統美と技や「吉例顔見世興行」への想いを語った

阪急うめだ本店、歌舞伎

こんにちは、ぱぱ記者Kenです。

阪急うめだ本店では、2026年10月21日(水)~11月3日(火・祝)の期間、「Japan and me. ―受け継がれる伝統美―」を開催するに当たり、 開催初日となる10月21日に、12月1日より京都・南座でスタートする「吉例顔見世興行」に出演する歌舞伎俳優の松本幸四郎さん、中村壱太郎さんを迎えた特別トークショーを開催した。阪急うめだ本店、歌舞伎

開催場所の9階にある祝祭広場の大階段下は、二人が座る場所から見るとちょうど歌舞伎の舞台から見る観客席のような傾斜になっており、観客からも本物の歌舞伎さながらに掛け声がかかったり、とかなりの盛り上がりを見せていた。阪急うめだ本店、歌舞伎

松本さんは、「歌舞伎は無くならないものだと思っている。しかし残り方が問題で、演劇として残っていかないといけないので、違った形になってしまと自分の立ち位置も考えないといけない」という趣旨の発言をした。続けて「歌舞伎は歴史があり、伝統もあるが、観客に楽しんでもらったり、感動したり、泣いたりしてもらえる演劇として存在しているかが大事で、その中で時代に合わせて変わりながら続いてきたので、これからもそういう精神をもって生き残っていかなければならない」とも語った。阪急うめだ本店、歌舞伎

中村さんは「伝統の伝が大事で、How toの部分、どう伝えていくかが大事。観客のライフスタイルは歌舞伎が登場した当時と今では全く違う中で、どう歌舞伎を演劇として楽しんでもらえるかということを伝える必要がある。伝統という固い言葉の裏には、いい意味での変わり続けているという意味も込められているのかなと思う」と語った。阪急うめだ本店、歌舞伎

コロナ禍の最中、劇場で演劇を開催できなくなった際にZoomを使ってZoom歌舞伎という新しい試みを行ったりした結果、今では劇場だけでなく、配信などでも歌舞伎を観劇できるよになった。しかし、実際に劇場に足を運ぶと、配信で観るのとは全く違った空気感を感じることが出来るという新たな発見もあった、という話も飛び出した。

「Japan and me. ―受け継がれる伝統美―」の取り組みの1つとして、約400年の伝統を受け継ぎながら今もなお進化を続ける「歌舞伎」に着目し、1階のコンコースウィンドー(全7面)にクリエイティブ・ユニット「SPREAD」との共創による斬新な展示・インスタレーションを展開している。阪急うめだ本店、歌舞伎そのコンコースウィンドーには約85キロメートルの紐を使用した空間デザインとともに、「進化する文化」としての歌舞伎を紹介している。阪急うめだ本店、歌舞伎

「一つ一つのディスプレイの内容が歌舞伎の各演目とコラボしているので見ているだけでワクワクする。糸は一本一本は細くて繊細なものだが、集まるとダイナミックなものになる。歌舞伎も総合芸術なので、ライブで演技したり演奏したりしたものが集まってできているから同じような力を感じた」と中村さんは声を弾ませていた。阪急うめだ本店、歌舞伎 阪急うめだ本店、歌舞伎また、「映画、国宝で歌舞伎に興味を持った人は増えた。今回のディスプレイでも興味を持ってくれる人が増えると良い」とも。

12月に松本さんと中村さんも登場して京都南座で行われる「吉例顔見世興行」について、「これは歌舞伎界のオールスターイベントで、10代から80代まで各階層の役者が登場する」と紹介。また「歌舞伎は一つの舞台が終わった後、少ない日数で合わせ稽古をして次の舞台へ挑むので、驚異的な集中力が求められる」という裏話も披露された。松本さんは11月25日に東京で舞台を終えて、関西入りし、12月1日から南座で舞台に立つので、実質移動も含めてたったの5日で、他の役者と合わせていかなければならないのだ。阪急うめだ本店、歌舞伎

今年最後の舞台となる「吉例顔見世興行」は、大阪の松竹座が閉館になってしまったあと、唯一関西に残っている劇場の京都南座で12月1日から24日まで開催される。

「Japan and me. 日本の美と技を未来につなぐ」は、2026年10月21日から11月3日まで、阪急うめだ本店1階コンコースウィンドー、各階、阪急メンズ大阪各階で開催。

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