こんにちは、ぱぱ記者kenです。
あべのハルカス近鉄本店では、2025年9月10日から9月23日までの14日間、北海道の豊かな恵みを存分に楽しめる秋の「大北海道展」を開催中。第1弾が16日まで、第2弾が17日から23日までで、一部内容が変わり、一つの北海道展で2度楽しめるようになっていて、今回も新鮮な魚介類を筆頭に美味しいものが大集合しています。
初登場の「はこだてまつ笠」は、みそラーメンが自慢。道外初出店なので、函館へ行かない人はここでしか食べられないため、貴重な機会です。
寒い地方のラーメンらしく、味は濃いめで、脂が多いのが特徴。ラードを入れることで、スープの表面にラードの層を作り、熱が逃げるのを防ぎ、最後までスープを熱々で提供する工夫がされています。ラードは油膜となり空気との熱交換を遮断することで、スープの温度を一定に保ち、体の芯まで温まるラーメンを提供するための地域ならではの知恵だそうです。
麺は固めに茹で上げていて、食べ応えがありました。
同じく函館から来て、はこだて和牛を使ったコロッケを販売しているのは「木古内町サンメイト」。北海道の素材を使ったユニークなコロッケをバラエティ豊かに多数用意していて、はこだて和牛チョップメンチカツはその一つ。
食べるとコロッケなのにジャガイモが殆ど入っておらず、中身の大部分はチョップされたお肉の塊だらけ。とても贅沢なコロッケになっていました。お肉自体は柔らかく衣と合間って甘みが出て美味しく頂けました。
「おおずあい」というカニを販売していたのは、「札幌シハチ鮮魚店」。「おおずあい」とは、ズワイガニとは全く別モノのカニで、漁師にとっては網を傷つけられる厄介なカニだったものを、SDGsの観点から再利用を試み、食材として利用することになり、ここに登場しました。
姿蒸しされたおおずあいの並びには、そのおおずあいの身をてんこ盛りにした「豪快山盛かにカニ蟹丼」があります。山盛りに盛ったカニの身とカニの足から抜き出した身がこぼれそうなくらい乗せられていて、こぼさないように食べるのが難しいほどの盛り様。新鮮で食べやすいカニ身で、別皿にとってポン酢で食べても良いかな、と思いました。
まつ笠のみそラーメンもそうですが、見た目よりも食べ応えがあって、北海道感を満喫できる一品でした。
北海道で、ダントツのコンビニエンスストアチェーン、「セイコーマート」が出店し、その場で焼き上げるバタークロワッサンは、側にいくだけでその香ばしい香りに負けてしまいそうな強烈なバターの香りを漂わせていました。クロワッサンの中ではかなりしっとりした仕上がりの生地にバターがたっぷり含まれていて、上質なクロワッサンという感じです。
寒い日に、石炭ストーブを焚いて、窓から雪景色を見ながらコーヒーと一緒にいただくような風景が浮かんできました。
他にも美味しい食材やシーフード、スイーツなど沢山ありますが、今回も大北海道展は大人気で、1080円のおトク弁当や、まつ笠のみそラーメン北海道スペシャルは、すぐに売り切れていましたし、SNOW JEWELESのしろみつとろきびには長蛇の列が出来ていましたが、列が絶える前に商品が品切れになってしまっていました。皮付きのとうもろこしで、そのまま食べても蜜のように甘みがあり、濃厚な旨みがあるということで大人気なのだとか。北海道バルにはホットドッグが登場。100周年を迎えるカールレイモンのレイモンドッグはビールの相棒には最適なパートナーです。
9月17日からの第2弾では、新登場の店舗や商品が多数登場する上に、「ひがし北海道ぐるりグルメ旅」をテーマに、「ひがし北海道」エリア発祥のグルメや特産品、ご当地ならではのこだわり食材を近鉄本店限定メニューとしてアレンジした商品も登場し、会場を巡ぐることで、旅するように「ひがし北海道」の各地の「おいしい」と出会えるそうです。
開催概要
大北海道展 | |
開催日時 | 第1弾:2025年9月10日(水)~16日(火) 第2弾:2025年9月17日(水)~23日(火・祝) 10:00~20:00 ※9月23日(火・祝)は17:00閉場。 ※イートインは10:00~19:15。17日(水)は10:30から営業。 16日(火)は15:15、23日(火・祝)は16:15オーダーストップ。 |
開催場所 | あべのハルカス近鉄本店 ウイング館9階催会場 |
住所 | 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 |
展開店舗 | 約60社/週 ※通期約85社展開 |

