こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
京都府福知山市と聞いて何をイメージしますか?
明智光秀が築城した福知山城?
日本海へ抜ける鉄道の交差点で鉄オタの聖地?
それとも丹波黒豆?
実は、福知山市は、最強の鬼・酒吞童子など3つの鬼伝説を有する「鬼の聖地」なんです。
巨大な鬼モニ ュメントや世界一巨大な鬼瓦、日本の鬼の交流博物館などがあり、市のイメージキャラクター「酒吞童子」は40年以上前から活躍している鬼でまさに鬼づくしの街。
何の話やねん?と思いましたか?
鬼で町おこしに励んでいる福知山市が、今年からふるさと納税の返礼品に用意した「鬼から届く福知山の福袋」のお披露目に行って一足早く内容をチェックしてきたので紹介したかったんです。
「鬼から届く福知山の福袋」は、福知山市の名産品の赤鬼ほうじ茶や鬼饅頭、はんなり京甘納豆(丹波黒)、そしてオンライン販売で人気の福知山発ブランドの和栗のケーキなどの食品系のものに加えて「日本の鬼の交流博物館」無料招待券や鬼トートバックを合わせた11点と鬼からのおてがみが入った福袋になっています。
返礼品の中からいくつか試食させて頂いたのですが、なかなか贅沢な内容でした。
赤鬼ほうじ茶は、癖がなくかなり飲みやすかったのですが、それもそのはず無添加有機栽培の茶葉を使用しているんです。食中でも食後でも飲めそう。季節がズレますが、夏だと常時冷やしてポットに置いておきたいお茶です。
鬼饅頭は、直径10㌢、重さ480gもある巨大さでずっしり。本当に薄い薄皮の中はつぶあんがたっぷり。甘さ抑えめなので食べやすい。6分の1の大きさに切り分けたものを試食したのですが、ショートケーキ1つ食べたくらいの食べた感があったので、鬼饅頭1つあれば家族みんなで分けても十分。
はんなり京甘納豆(丹波黒)は、無添加素材で作っているので優しい甘さと黒豆の美味しさが
うまく融合しています。かなりソフトに仕上がっているので子供は喜んで食べそう。
和栗のケーキは、パウンドケーキに和栗を甘露煮にして入れ込んだもので、見た目は100%パウンドケーキですが、食べると味はケーキ!特に和栗が柔らかく、上品な甘さで口の中で溶けていく感じでした。生地には発酵バターや和三盆に加えてブランデーがほんの少し含まれていて、それがまた大人の甘さを演出していて癖になりそうな味です。 日本中からオンラインオーダーで人気なのがよくわかります。
福知山市は「鬼から届く福知山の福袋」を考案するに当たって、ただ返礼品を受け取るためのふるさと納税でなく、「文化体感型ふるさと納税」を目指して、触れる、親しむ、訪れる、と言う3段階で楽しめる工夫を凝らしたそうです。
届いた返礼品を楽しむと同時に、同封されている「鬼文化」について知ることができる絵本の読み聞かせ動画コンテンツで鬼文化について学び、最後は実際に福知山市を訪れて博物館へ行ったり、福知山の自然や食文化を楽しんだりして欲しい、と考えました。
市としての「鬼のまちづくり」の取り組みとして鬼伝説にスポットを当て、 駅前には72体の鬼瓦が、大江山までの道中には13体の鬼像が佇んでいて様々な場所に自然と鬼が共生した街になっています。 他にも鬼伝説をモチーフにしたPR動画やポスター、鬼ラッピングのタクシーなど、様々な鬼コンテンツを展開したり、大原神社の節分祭ではかけ声が「鬼は内、福は外」と一般的なかけ声の逆。巷にある悪いものを神社で清めたうえで(=鬼は内)、村に福をお返しする(=福は外)一風変わった節分祭になっています。
鬼以外でも福知山城のライトアップやお化け屋敷、福知山マラソンの開催、天照大神にまつわる元伊勢内宮皇大神社や元伊勢外宮豊受大神社、そして福知山鉄道館などもあり、楽しめる場所は盛りだくさん。
また、福知山市は肉の街やスイーツの街としても有名なので、美味しい和牛を提供するお店があったり、コンテストで世界一になったショコラティエがいるチョコレートショップがあったりで、今後の「鬼から届く福知山の福袋」の中身の候補は困らなさそうです。
今年の「鬼から届く福知山の福袋」は300袋用意されていて、納税金額は33,000円。
どこに納税しようか検討中の方、「鬼から届く福知山の福袋」はかなり大穴かもしれませんよ!
受付開始は10月28日11時から。返礼品の発送は2025年2月2日(鬼鬼の日)頃を予定。
福知山市へのふるさと納税について
https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/site/furusatotax/
ふるさと納税サイト
ふるさとチョイス
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/26201/6358913
楽天ふるさと納税
https://item.rakuten.co.jp/f262013-fukuchiyama/fkbkro001/
お気に入りに追加