こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
意味不明な言いがかりのせいで、長い間閉鎖されてしまっていたForest of Civilizations(文明の森)が7月20日から再オープンになっています。
黒い巨大な樹木がたくさん立てられた姿は、それだけでも見もの。実はこのForest of Civilizations(文明の森)は、世界でも珍しい樹齢6500年のオークの亜化石で作られた森を舞台にした古代の森のインスタレーションで、それぞれの木に万博参加国の国名が付けられているので、どの木がどの国なのか探してみて下さい。
全体では130本以上の希少な樹木が展示され、この種の展示会としては史上最大となります。
亞化石とは化石にな手前の状態で、何千年もの間、地中で保存されてきたこれらの驚異的な樹木は、人類文明誕生の生き証人であり、今や世界的な団結と回復力を称える相互連結した記念碑を形成しています。
これらの古い木々の年輪には、何千年もの歴史が刻まれており、これらは象徴的に全世界を1つの「根系」、1つの有機的存在の中に繋げています。人類最初の文明が作られた時代の最初の証人として、これらの木々は人類の物語も共に語り継いでいるのです。
このように相当に価値のある樹木であり、歴史の生き証人の様な存在なのです。
また、この樹木たちは2016年にチェコ共和国の地中8メートルの深さから発見されたもので、その一部を使ったアート作品がチェコパビリオンの中に展示されています。作品に触ることも出来るので、チェコパビリオンに行かれる方はチェックしてみて下さい。

