8月26日に梅田のブリーゼブリーゼで開催されたFemtech Japan2022/Femcare Japan2022 in OSAKA。女性特有の健康課題解決のための製品やサービスを取り合う使う企業や個人、団体が参加していて、女性による女性のための空間でした。
ドットコムおおさかでは過去にも大丸梅田店で開催されたFemtechイベントの記事を掲載していますが、そこからもう一歩踏み込んだイベント内容でした。
イベント自体は女性対象なのですが、女性に関する事ではあっても、男性は関係ないかと言えば、そうとも言えない、と思っているので、女性からみた女性についての話ではなく、敢えて男性からみた視点で伝えるのも面白いな、と思っています。
関西ではまだまだ認知度の低いFemtech(フェムテック)という言葉ですが、東京ではそれなりに知名度を得ており、地方でも少しずつ認知されつつある言葉です。文字が表す通りFemale(女性)とTechnology(テクノロジー)を合わせた造語ですが、実際の現場で話を聞くと、女性の健康課題解決に関連する製品やサービスを広く捉えていて、テクノロジーという部分はあまり意識していないのが現状。
今回のイベントを主催されたFemtech Japanの代表によると、Femcare(フェムケア)という方がより正確な表現なのですが、世間に認知されるためには既にメディア等でも使われているFemtechの方が効果的、と言う事で、今後もFemtechという言葉が普及していくだろう、とのことでした。
どんなものが紹介されていたのかというと、月経ケア、妊活・不妊・妊娠後・産後、女性特有疾患、更年期ケア、セクシャルウェルネス、メンタルヘルス等に関する様々なものが含まれていて、具体的には「痛くない乳がん検診サービス」や「快適に使えるノンポリマー生理用品」、「家庭で使える膣レーザー・膣の緩みケア器」、「子供のための生理カルタ」、「性の悩みを相談出来る講座 大人の保健室」、そして「セルフプレジャーアイテム」などなどで、男性が口にするのは抵抗しそうな名称や表現を使わないと説明出来ないものも多数ありました。中には女性同士でも抵抗無く話しにくい内容のものも。
今後、Femtech全般についてや、恥ずかしがらずに詳しく話を聞いた各製品やサービスに関して少しずつ紹介していこうと思っているので期待していて下さい!
何を期待するのかはあなた次第ですが!!
最後に、当日イベントと平行して開催されたセミナーの動画が以下から視聴可能なので、興味のある方は覗いてみて下さい。
Femtech Japan Youtube動画