こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
久しぶりに比叡山延暦寺へ行ってきました。
ここはいつ来ても心が落ち着きます!
比叡山延暦寺は9月14日から世界遺産登録30周年を記念した特別企画『西塔釈迦堂 秘仏本尊釈迦如来像特別ご開帳・内陣特別公開』を開催し、それに合わせて西塔の釈迦堂内でプロジェクションマッピングで有名なNAKED, INC.がプロデュースしたタンポポのアートオブジェ『DANDELION』を披露します。
一般向けのオープンを翌日に控えた9月13日に安全を祈願した法要と秘仏御開帳の儀式が取り行われました。厳かな雰囲気の中、般若心経が唱えられ、お香の香りを嗅ぐと心が落ち着きました。
釈迦堂内の御本尊を囲むようにして作られた通路は照明と蝋燭の光で装飾されていて、その通路を進んでいくと、大きなタンポポのオブジェが置かれています。 タンポポの綿毛の中に1つだけ黄色いものがあり、そこに息を吹きかけると後ろの壁に投影されているプロジェクションマッピングの図柄が変化します。
過去に二条城やあべのハルカスでのプロジェクションマッピングの際にも紹介しましたが、DANDELIONは、その場で楽しむだけでなく、デジタルネットワークで世界中で設置されている他のDANDELIONと繋がっているので、各地で同じ情景を見ることが出来るという近未来的な仕組みになっています。
500年近い歴史を持つ釈迦堂の中で展開されるDANDELIONは新と旧、伝統と最先端、究極のアナログと最新デジタルなど対極にあるものを組み合わせていて、見る者を魅了するイベントと言えるでしょう。
今年は比叡山延暦寺の世界文化遺産登録30周年を記念し、現存する延暦寺最古の建築物である釈迦堂の7年ぶりとなる秘伝本尊御開帳の特別拝観だというだけでも非常に価値のあるイベントなのに、そこに最新のデジタルアートが融合されているので観る価値は無限大。
前回33年ぶりの秘仏 釈迦如来像を特別開扉した際には、10万人を超える人々が来場した程なので、今年はどれだけの人が訪れるのか楽しみです。
訪れるのに決して便利な場所ではありませんが、それでも訪れる価値のある場所です。
子供連れやカップル、家族揃ってでも出かけて満足出来る場所だと思うので、滅多に拝むことの出来ない秘仏本尊釈迦如来像とDANDELIONのアートプロジェクト、見逃さないで下さい。
開催概要
西塔釈迦堂 秘仏本尊釈迦如来像特別ご開帳・内陣特別公開 | |
会場 | 比叡山延暦寺 西塔 釈迦堂(転法輪堂) |
住所 |
滋賀県大津市坂本本町4220
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開催期間 | 2024年9月14日(土)~12月8日(日) |
開催時間 | 9:30~15:30 |
チケット料金 | 内陣特別巡拝料800円、未就学児無料 (別途延暦寺諸堂巡拝料が必要) |
問い合せ | 比叡山延暦寺 TEL.077-578-0001(代表) |
公式サイト | https://garden.naked.works/kyoto/spot/hieizan_enryakuji_temple_2024/ |
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