こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
5月31日から6月6日まで大丸梅田店の地下一階西<お菓子なパレード>で販売されている「濃厚たまごパン」。
試食させて頂いたのですが、名前はパンですが、その食感も味も全くパンではなかったです。箱から出してお皿に乗せる際に、パン自体がプルプルでその柔らかさが伝わってきて、まるでスイーツの様です。
製造元の本巣ヱ(もとすえ)さんは、4パターンの食べ方を紹介していて、それらは、1)電子レンジで温めて、2)トースターで焼いて、3)冷蔵庫で冷やして、そして4)フレンチトーストにして。
折角なので、1〜3の3パターンを試してみたところ、3の冷蔵庫で冷やしたモノは、パンと言うより高級旅館で食べる上品な卵焼きの様な食感で、滑らかさはスフレにも思えました。1の電子レンジで温めたモノは、温め方が少し足りなかった様で3に近い味と食感でした。敢えて例えると蒸しパンに近い食感かなと思います。2のトースターで焼いたモノが個人的には一番のお気に入りでした。焦げ目が少し付くくらいに焼き上げると、甘いトーストの様な匂いが鼻腔を刺激してくれます。また焼いた分だけ甘さも抑えめな感じがしました。
どのパターンも口の中でとろける上品な口当たりで、卵黄の濃厚さと控えめな甘さがうまく融合していて、デザートとして食べても洋菓子に負けない個性のある味に仕上がっています。
この濃厚たまごパンは、京都最北端の地、京丹後市間人(たいざ)で明治元年から続く料亭旅館「炭平旅館」が、お祝い事や記念日に人々のご健康とご多幸を願って届ける「謹製品」として誕生。主な原料となる卵は「濃厚たまごパン」の特徴である濃厚で滋味深い味わいに適したものだけを厳選しており、NON―GMO(遺伝子組み換えをしていない)飼料だけで飼育した鶏から採れるこだわりの卵のみを使用。製造工程では、割卵から焼き上がりまでの全ての工程を店内にて職人がひとつ、ひとつ丁寧に手づくりにこだわって作り上げています。
卵の他に、米粉や米酢、米油なども使用されていて、製法や材料、出来上がった濃厚たまごパンを食した限り、和菓子と言っても良いのではないかと思えます。
この濃厚たまごパンと一緒に試食させて頂いたのが「たまごパンプリン」。その辺のカフェで食べる様なプリンとは一線を画すと言えるプリンです。
上3分の1がたまごパンと同じ素材で、その下3分の2はプリンそのもの。底に少しだけカラメルが入っていて、この3つのバランスが良い!
口の中で3つの違う食感を楽しめ、最後はプリンを食べた満足感が残ります。
またカップの淵に細く円を描く様に生クリームが配置されていて、いい感じに甘みを加えてくれています。
濃厚たまごパンもたまごパンプリンも「濃厚」なので、ブラックコーヒーが合うと思います。
現在、豊岡市城崎、西宮市苦楽園、そして港区麻布十番に店舗があり、今回は先の2商品以外にもたまごパンの生地に生クリームとフルーツや餡を挟んだ「はさけるパン」や、マドレーヌ、たまごボーロなども販売しています。これらはよりインスタ映えしそうな盛りつけになっています。
他では食べられないものを求めている方、This is IT!! 販売は6日までなので早めに買いに行って下さい。
店舗情報
本巣ヱ(もとすえ) | |
場所 | 大丸梅田店地下1階西 <お菓子なパレード> |
値段 | 濃厚たまごパン 1個入り税込540円/3個入り税込1550円 たまごパンプリン 税込420円 |
詳細 | https://motosue.co.jp/ |
お気に入りに追加