こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
小学生のうちに覚えておきたい“国語力”をつける約2500語を収録した「小学 国語力を高めることば新辞典」が2023年10月24日に発売されました。
この「小学 国語力を高めることば新辞典」は、検索し、調べるための辞典ではなく、読んで、言葉の力をつける辞典なので、参考書や人によっては読み物感覚で楽しく活用出来るかもしれません。
同辞書は、「重要度の高い言葉」を中心に掲載されているのですが、ここでいう「重要度の高い言葉」とは、文章や会話において日常的によく使われている言葉を意味します。そういう言葉ほど、他にも派生的な意味や特有の使い方を持っています。言葉の力をつけるというのは、こうした複数の意味合いを持った言葉について、その適切な使い方を身に付けることが小学生の国語学習には重要なのです。
その「小学 国語力を高めることば新辞典」には、文章や会話の内容をきちんと理解する力の土台としての語彙力をつけるために、小学生のうちに覚えておきたい約2500語が収録されています。
「小学4年生までに」「小学5・6年生までに」というように、どれだけのことばをどの学年までに覚えればいいのかをわかりやすく分類されていて、一つのことばに対し、意味、類義語・対義語、用例などを載せて解りやすい構成になっています。
「参考」や「使い分け」など、一歩進んだ説明を加えたり、巻末には、もっとことばを使いこなせるよう、「ことばの使い分け」「誤って使ってしまうことば」などの一覧も添付。
ことばをより深く理解するために、低学年を中心に、文章中に現れる派生的な意味に注目し、「Up」のアイコンで示してあり、これらの意味まで覚えれば、1つのことばに対する理解がより深まる様に工夫されています。
普段、文章を書く立場にいる身の私も国語力の重要性を感じる機会は多く、Google検索で語彙や使い方を確認する事は日常茶飯事です。言葉を知っている、意味を理解している、と言う事は生きて行く上で非常に重要で、学校の勉強だけでなく、一生続ける必要のある作業です。
出来るだけ小学生のときから柔軟に、そして楽しく日本語を学ぶ事が出来たら、それはその子供にとって大きな財産になると思います。
昨今は、文章の意味を理解出来ない人(子供に限らず多くの大人も)が増えているので、受験対策だけでなく、生きて行く上での必要な要素として、こういう書籍でしっかり基礎を固めておく事をお薦めします。子供だけでなく大人も使える一家に一冊の辞書ではないでしょうか!
書籍概要
小学 国語力を高めることば新辞典 | |
判型 | A5 416ページ |
定価 | 2,310円(税込) |
書籍詳細 | https://www.zoshindo.co.jp/elementary/cat442/9784424299028.html |
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