こんにちは、ぱぱ記者Kenです。

「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」というちょっとお茶目なタイトルの展示会が、大阪中之島美術館で明日4月15日から開催されます。
同館の開館1周年記念展であり、初めての参加型展示会で、テーマが「デザインとアートの境界や“重なりしろ”を見つけていく小さな旅」を体験して貰う事。

1950年代から2010年代までの多彩なデザイナーやアーティスト70名以上が制作した110点以上の作品を展示していいて、そのそれぞれの展示作品に対して、「これはアートか、デザインか？」を問い、設置されたゲージを使って回答してもらう様になっています。

来館者の答えを集計したものが、会場内の最後にデータとして表示されているので、来館者がどの作品がよりアートで、どの作品がよりデザインだと思ったかが解ります 。

例えば、家具や携帯電話はアートなのかデザインなのか？オリンピックのポスターや写真はアートなのかデザインなのか？という具合で、どちらとも言えない、どちらかと言うと、と言う風に100か0ではなく、アートとデザインの間でのバランスを考えて楽しめるのです。

展示作品の中には撮影可能なものと撮影不可なものがあったのですが、撮影不可のものはアート、可能なものはデザイン、という気がしました。

また、関連イベントに、「学芸員によるギャラリートーク」というものが開催されます。プレス向けの内覧会では学芸員さんの解説付きで観てまわる事が多いのですが、学芸員さんのお話は楽しく、興味深いものが多いので、もし時間のある方は、展示会の観賞と合わせてこちらのギャラリートークにも参加してみて下さい。

学芸員によるギャラリートーク
開催日時： 2023年4月22日(土)、5月20日(土) 各日10:30 – 11:30
会場： 大阪中之島美術館 4階展示室 定員 30名
参加費：無料
当日、「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」展の観覧券を持参

展示会情報

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