こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
大丸梅田店の地下1階で4月にオープンしてから途絶えることなく長蛇の列ができている大人気のベーカリー、D.baguette。人気商品は2種類のバゲット、クロワッサン、そして天白食パン。夕方には売り切れが続出し、仕事帰りのお客が購入出来ない事態になっていたほど。
人気商品はどれも製造が追いつかず販売個数が制限されているほどで、その中でも特に製法にこだわって製造しているのがバゲットだ。トラディショナルバゲットとオートンティックバゲットで、オートンティックは、特に生地がとろとろで普通のパン生地とは全く違うものということだった。

取材に伺った際、トラディショナルバゲットの仕込みから焼き上げのタイミングだったので、そのプロセスを一通り見せてもらった。
小麦粉から練り上げてすぐの状態の生地はトラディショナルでも見るからに柔らかそう。引っ張っても粘り気があるようには見えない。
その生地を1日寝かせると一段と柔らかくなる。もう引っ張っても伸びず、すぐに切れてしまうほどだ。この生地をカットして、丸めてしばらく寝かせる。

その後、細長く成形してオーブンに入れて焼く。
布地の上に並べられた生地が綺麗にオーブンの中に一気に並んで、布地だけがスッと抜き取られる。
マジックを見ている様で、何度でもみていられそうな芸当だった。
焼き上がったバゲットからは小麦の甘い香りが漂ってきて、鼻腔から美味しさを感じた。

D.baguetteが焼くバゲットの特徴は長時間かけてゆっくり生地を熟成させること。使用している材料は特別なものではなく、酵母の数を減らすことで、酵母が小麦の美味しさを食べてしまうのを抑えているという。その結果、小麦の美味しさがバゲットの中に残り、人々が口に入れた時にその美味しさを感じられる様にしているというのだ。
長時間寝かせることや酵母の数を減らすことで、とろとろの生地に仕上がるのだが、長年パンに携わっていた職人さんでも「こんな生地でパンが焼けるのか?」と思うほどのとろとろさだったようだ。
世界一の称号を持つパン職人の安倍竜三氏から伝授された製法を、D.baguetteを運営する老舗「ダイヤ」の一流のベテランパン職人が取り入れて焼き上げたバゲットは、オープン前の予想以上の人気で、オープンから1ヶ月が過ぎても販売数を制限し続けなくてはいけないほどの人気。一回に15本しか焼けないというハード面での制限もあり、毎日焼き上げる数百本があっという間に売り切れてしまう。
そのため、6月15日からはバゲットの販売は13:00からになるという。
朝から販売し始めると、夕方17:00以降に来店されるお客に販売する分が足りなくなってしまうための苦肉の策というわけだ。
それほど人気のバゲットを試食してみると、確かに美味しい。トラディショナルとオートンティックでは、食感が違い、甘みも多少差がある。時間が経っても固くならないのもポイント。しかし、どちらが美味しいかとなると、これは好みで分かれそう。私は、柔らかさと旨味でオートンティックに一票。
手元にこのバゲットが一本あると、全部食べ切るまで黙々と食べ続けてしまいそうな美味しさで、なぜ人々が行列を作ってまで購入しようとするのかが理解出来たし、待ってまで購入する価値のあるバゲットなのは間違いない。
他に提供いただいたのはクロワッサンと天白食パン。
クロワッサンは、生地がもちもちで、一般的なクロワッサンとはかなりイメージが違う。噛むほどに美味しさが滲み出てくる感じだ。
天白食パンは、食パンのイメージを変えてしまうかもしれないほどの衝撃。
一時期、高級食パンがブームになったが、それらには生クリームを使って甘めに加工されたものが多かったが、天白食パンはそういうものと全くの別物。バゲットと同じ製法でじっくり寝かせた生地から焼き上げているので、甘さが小麦粉から滲み出てきている。とろとろの生地からふかふかなパンに変身した姿はまさに魔法のよう。
D.baguetteには、ここでしか味わえないパンが多数並んでいて、バゲットやクロワッサン、天白食パンを入り口に、色々なパンも試してみたいと思わせる、そんなベーカリーだった。
D.baguette 店舗概要
大阪市北区梅田3-1-1 大丸梅田店 地下1F
TEL 06-6476-8273
営業時間 10:00 〜 20:00
(大丸梅田店の営業時間に準ずる)
全国初出店 関西一のベーカリーを目指して 小麦のうまみを楽しむパンを提供する新ブランド 「D.baguette by parigot & DIA」

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