こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
先日のメディアデーに訪問してきたコモンズ館。当日はまだ準備の出来ていない国や設備は出来ていてもスタッフがいない国が目立ち、そのためか他のメディアはほぼ見かけることもなく静かな館内でした。そこでスタッフのいる国を回って色々とお喋りしてきたのですが、皆さん明るくよく喋る。ついつい話し込んでしまいました。ここではコモンズ館Aで出会った3カ国を紹介します。
バルバドスカリブ海に浮かぶ島国バルバドスはラム酒発祥の地。写真の様に座っていた女性スタッフに「バーでも始めるの?」と話しかけると「「ええ、やりたいね!」と明るい返事が。そこから話は盛り上がっていきました。
写真の右から8本目の「1703」というボトルは最高級のラム酒だと仰ってました。また、下の写真のラム酒は「大阪で飲める」と聞いているので見つけて飲みたい、とも。どこで飲める(買える)のか知ってる人がいたら教えてあげて下さい。
この陽気な女性スタッフが、TikTokに次々現れる映像に合わせて、同国の文化や習慣、ムードを紹介してくれたり、同国の歴史や生活スタイル、文化などについて教えてくれました。
ラム酒以外にもロードテニスという遊びがあり、道路にネット代わりの長い板を置いて両サイドから木のラケットでボールを打ち合うスポーツが人気で、同国発祥のスポーツだそうです。
国のほとんどが平地で海に囲まれた小さな島国なので先進国が原因になっている環境汚染問題の影響を強く受けていて、シリアスな問題になっているらしい。美しい海や明るくノリノリな人たちを困らせてしまって、責任を感じてしまいます。
途中から、上の写真に映ってる男性も加わり話が盛り上がった後、「万博はこうやっていろんな人が繋がるきっかけになって、なければ知ることもなかった国の文化や歴史、生活スタイルなどを知ることが出来ていいよね」と言うと「それ、いいね。いただき!」といきなりカメラを構えて即席でインタビューされることに。そのうちYoutubeで流すそうです。やった〜、世界デビューだ!!
スリナムスリナムは南米大陸の北に位置する小さな国で、国土の90%以上が手付かずの自然のままが残っていて、東西と南を山脈と川で区切られているので、外敵が侵入してくることがないため、あらゆる種類の生き物が生息しているそうです。今でも次々新種の生物が発見されることがあるとか。自然しかない、という様な国なので、パビリオンは植物が最も目立つように装飾されています。下の写真も植物で国形をあらわし、色のついた花のある部分に関しては、赤いところは首都、ブルーは内陸の中心地で観光地という様に表現しています。右上から左下に続く紫のラインは国を流れる川を表現。おしゃれですね。
都市部は海岸線に沿った部分だけで、首都に人口の殆どが住んでいるため、それ以外の自然が残された部分は未開発のままなので、自然の風景が物凄く美しく、写真を見ているだけで「行きたい!」と思わせてくれます。死ぬまでには一度は行っておきたい国候補確定。
ブルンジここはオープン初日に立ち寄ってお話しを聞いてきました。
陽気で頑張って英語で話しかけてくる男性スタッフからブルンジというアフリカ大陸の中ほどにある小さな国について、地理的なこと、自然だらけなこと、女性の社会での役割(とっても大切)、生活スタイルなどなどお話しを聞きました。
ブルンジは小国で、周りをケニア、タンザニア、コンゴ、ウガンダと大きな国に囲まれていて、国内は5つの州(県)に分かれています。隣国とは仲良くやっていると聞き、安心。

中程のBがブルンジ

国を構成する5つの州
国土の西端にはTANGANYIKA湖という世界で2番目に深い湖があり、水が物凄く綺麗だと嬉しそうでした。この湖にはたくさんのワニが生息しているということで、可愛いワニのぬいぐるみも登場しています。
これは知り合いや友人で困っている人がいたりすると、食料などを入れて持っていってプレゼントする時に使う容器だそうです。
重い時は頭の上に乗せて運びます。みんな困ったら助け合うのが当たり前の文化だと言ってました。
農作業でも、例えば50人がそれぞれの家の作業をするのではなく、50人がどこかの家の作業をみんなで手伝って、速攻で片付けて、次の家に移動する、という様に助け合いの精神が色濃く息づいているんだ、と誇らしげに語っていました。
展示品にはコーヒーや緑茶が置いてあり、名産だそうです。


