こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
近鉄百貨店は、石窯ベーカリー 「BRØDON(ブロッドン) 」をタワー館地下1階洋菓子売場に2月21日(水)オープンしました。
販売しているパン全般にこだわっていることは、素材。小麦粉やチーズなど厳選したものを輸入して使用しているそうです。
また同じ建物内に調理スペースがあり、1日中焼き立てのパンを店頭に届けているのが特徴。
現状50種類強のパンを揃えていますが、徐々に増やして90種類くらいを常時提供可能な状態にするそうです。
私が取材にいった2月29日には、よつ葉とコラボした期間限定品を販売していましたが、今後は月1回程度の頻度で期間限定商品を出していく予定。
それとは別に季節毎の限定商品も展開するとのこと。
敢えて挙げて頂いたお薦めは、ダークチェリーやフォカッチャ、いちごとマスカルボーネのデニッシュ、紅玉りんごのキャラメルアップルパイ、そして石窯もっちりトースト。
その中から試食したのは以下の3つ。
いちごとマスカルボーネのデニッシュは、同社が自社栽培したいちご「はるかすまいる」を使用した商品。デニッシュ生地に甘さ控えめのマスカルボーネホイップクリームをのせて、最後にカットした「はるかすまいる」をトッピングしています。
デニッシュらしいサクサク感とホイップクリームの甘さ、そしていちごの酸味のハーモニーが食欲をそそります。
同店限定の紅玉りんごのキャラメルアップルパイは、シロップに漬けこまれてしっとりとした紅玉りんごがみっちり詰まったアップルパイ。キャラメルや黒糖パウダーで甘みの多重奏を奏でています。またパイ生地ではなくケーキ生地を使用しているそうです。
試食してみたところ、幸せな気分を堪能出来ました。半分で辞めておこうと思っていたのに、気付くとアップルパイの姿はどこへやら・・・。
石窯もっちりトーストは、その名の通り石窯で焼き上げられたトーストで中はもっちり感が凄い。1本、または1/2本で販売していますが、1本は一斤半の量とのこと。
お薦めの食べ方は、4cmくらいの厚めに切って焼いてバターを乗せる、ということだったのでその通りにやってみました。
最初に生でも食べてみたのですが、焼いた方がもっちり感が増し、微妙な塩味や甘み、旨みなどがバランスよく味わえました。
フランスパン生地を使用しているそうで、普段食べる食パンとはまた違った食感を楽しめます。バゲットなどと同じ生地ということだったので、パスタに合わせてオリーブオイルで食べてみたところ、これまた大ヒット。表面が少し焼ける程度にしたところ、モッチリ感のあるバゲットに変身し、食パンとして食べたときとはまた違った美味しさを楽しめました。
他にも美味しそうなパンが沢山あり、看板商品であるバリエーション豊富で食欲をそそる惣菜パンから、食べたいモノを選ぶのは至難の業かもしれません。買物客の殆どがトレーいっぱいに商品を載せていたのもうなづけます。
店長は、近鉄百貨店の他部門から飲食部門への社内異動でBRØDON(ブロッドン)を担当していますが、元々は和食派。パンは「朝食に腹を満たすために食べるモノ」程度の関心しかなかったそうですが、8年経った今、毎日パンと格闘する日々を通してパンの奥深さを痛感し、パンLOVERのパン職人と化していました。
パンのシズル感や繊細さ、奥深さを伝えるために日夜奮闘し、素材にこだわり、焼き立てパンの提供に執心していて、私にも熱くパン道を語ってくれました!
その甲斐あって同店ではオープン以後、常に店内は大にぎわいで、焼いても焼いてもパンの補充が追いつかない状態が続いています。
店舗情報
BRØDON(ブロッドン) あべのハルカス近鉄本店 | |
住所 | 大阪市阿倍野区阿倍野筋 1-1-43 あべのハルカス近鉄本店 タワー館地下1階 |
営業時間 | 10:00~20:30 |
お気に入りに追加