こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
巨大なLEDスクリーンが設置されたベルギーパビリオンは、館内もLEDスクリーンが張り巡らされた作りでした。
列に並んで進んでいくと、館内に入るタイミングでベルギー産のビスケット、ロータス ビスコフを1枚頂けます。些細なことですが、何となく嬉しい!!
館内に入って最初に目にするのは、高さ4、5メートルはありそうな水のインスタレーション。細い水の流れが円をなして上から流れ落ちてくる様になっています。入ってきた瞬間に「わあ〜〜!」となって皆さん写真撮影を開始。
残念ながらこれが何なのか説明はなく、ただただ見上げるばかり。
次の部屋へ移動したところから、室内の照明は落とされ、LEDスクリーンが壁中に張り巡らされた空間になります。また室内は四角ではなく、波うつ様なカーブを描いた壁面が続き、面ごとに映像の内容が違っています。
同時並行的にいくつもの画面が映像を映し出しています。全体的に、ベルギーの医療についての説明や現在から未来に向けての取り組みや想像している未来の医療の世界を紹介しています。
1階の部屋を抜けると、2階へ続く緩やかな坂になった通路を進みます。途中、ベルギーの6歳から12歳の子供達がちりめん紙で作った3000本の花が天井から吊るされており、日本との友好を現しているそうです。
2階の部屋に入るとまたLEDスクリーンが張り巡らされた部屋が続きます。
日本の金継ぎを施された器のイメージ画が映し出されていたり、いろんなスタイルの像が各部屋に置かれていて、それぞれがその部屋のテーマに添った表現になっているらしいです。
全体を通して、医療への取り組みやその可能性などについて説明しているので、デジタルでの表現に目をやってしまうと、内容をすっ飛ばしてどんどん進んで行ってしまう可能性があります。
そのため、腰を据えて周りの流れを気にせず、1ヶ所ずつ順番にしっかり情報を読み込んで、音声を聞いて、メッセージを理解していく様にすることをオススメします。
一度に10名程度のグループで入館しましたが、進んでいくうちにグループはバラけてしまうので、自分のペースを守ることが、このベルギーパビリオンを楽しむキーポイントではないかと思います。
最後の部屋ではこれまで像として各部屋に置かれていたものがデジタルスクリーンの中に現れてダンスで締めくくります。
鑑賞後はギフトショップや3階にあるレストランでベルギーワッフルや食事を楽しんだり、屋上へ出て景色を楽しむこともお忘れなく。
レストランは20時頃にはラストオーダーになっていましたが、その後もバーとして利用可能でした。


