こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
10月13日に閉幕した大阪万博の会場へ行ってみると、あれだけいた来場者がいなくなり、寂しい感じもしていましたが、すでに業者が多数入って、各パビリオンで撤去作業が進んでいました。
14日の段階では、外部に設置されていた設備の撤去や、優先して運びだされるべきアート作品などがどんどん撤去されていました。
14日の会場でみた様子。
ドイツパビリオンの植木はすでに殆ど撤去ずみで作業の早さに驚きました。それに加えてもっと驚いたのは、昨夜のパーティーは朝方まで続いていたということ。
重要文化財などを含む貴重なアート作品や貴重なものが多数展示されていた中国パビリオンの前には、大きな木箱が積み上げられ、スタッフが丁寧に運搬していました。
地面に貼られたミャクミャク関連のデザインと子供達が遊んでいた厚めのクッションフロアや大きな球体もすでに撤去されていました。
チュニジアパビリオンの裏では、スタッフが国に持ち帰る工芸品などを箱詰めしていましたが、箱の状態にびっくり。雨にでも濡れたのかかなり形崩れしていて、これで大丈夫か?と心配してしまいます。
コモンズ館Dの前では大量の民族関連グッズや工芸品が並べられていました。「これ、全部落ち帰るのか?」と尋ねたのですが、「どれが欲しい?どれでも売ってやるよ」と。買うつもりはない、と伝えると、私がつけているピンバッジをみて、「ピンバッジはどうだ?1個2000円」と会期中より高い値段で売りつけられそうになりました。
どこまでも商魂逞しい姿は大阪人としては親近感を感じてしまいます。
ブルガリアパビリオンの前に設置されていた看板が撤去されようとしている瞬間に出会いました。
まだ全く何もしていないパビリオンもいくつもあり、全くひと気のないところも。
例えば、あれだけ煌びやかに輝いていたトルクメニスタンパビリオン。すでに廃墟になってしまったのか?と感じるほどひと気がありませんでした。
今週は主に撤去作業が行われ、来週以降、徐々に解体作業に移っていくので、これからどんどん寂しくなっていくのではないかと思います。

