こんにちは、ぱぱ記者Kenです。

3月1日に2年5ヶ月ぶりにリニューアルオープンした大阪市立美術館。
約100億円の工費をかけて、全面的に改装し、より開かれた美術館、より鑑賞しやすい美術館、より効率的に運営出来る美術館に変身して、子供から大人まで誰でもが楽しめる空間になって戻ってきました。

その大阪市立美術館がリニューアル記念に開催するのが「リニューアルオープン記念特別 展 What’s New! 大阪市立美術館 名品珍品大公開!!」で3月31日まで開催されます。

館内の全フロアを特別展会場とした同展で展示されるのは、同館が所有する約8700件のアート作品から厳選された絵画や書蹟、彫刻、漆工、金工、陶磁などの作品約250件。

重要文化財や受容美術品なども含まれていますが、今回の特徴は、同美術館のスタッフが独自の基準で「名品」と「珍品」と評価した作品があること。どちらも公的な基準などはなく、スタッフの知識や感性に添ったものなので、特に注目して鑑賞することをおすすめします。

また今回、What’s Newという言葉をタイトルに含めていますが、これは「最近どうしてる？」という意味や最新情報を伝える時によく使われるフレーズで、公立美術館としてはなかなかノリのいい再開を演出しています。

館内は1階と2階それぞれの階に左右1つずつ、合計4つの会場に別れていて、各会場ごとにテーマやジャンルが別れています。駆け足でも1時間はかかるので、数時間は確保してじっくり鑑賞して欲しいです。

改装によって各展示室には創意工夫がなされていて、自然光を利用して鑑賞する部屋があったり、高さ5.5メートルを確保することで、縦長の掛け軸を全編鑑賞出来たり、収蔵スペースを改装することで、展示品の入替をスムーズにすることで、年間300日以上の開館を目指したり、中央ホールやカフェ、その裏にある慶沢園という日本庭園が見渡せるウッドデッキエリアなどへは無料でアクセス可能になっています。 また、トイレ以外にベビーケアルームを設置したり、と小さな子供や子供連れでの鑑賞を奨励してくれているのは嬉しい！

1ヶ月間の短い期間の特別展ですが、見るものには事欠かない充実した展示会です。建物内を見て回るだけでも価値ある内容なので、ぜひ貴重なアート作品たちも鑑賞してあげて下さい。きっと作品たちも久しぶりのスポットライトなので喜ぶことでしょう！！

ここまで読んでいただいた方に朗報。
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展示会情報

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