こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
英国パビリオンでは、英国ナショナル・ビデオゲーム・ミュージアム(NVM)とのパートナーシップのもと、インタラクティブなビデオゲームの展示『人生を変えるビデオゲーム』を開催しています。
7月18日から24日の1週間、大阪万博の『学びと遊び』テーマウィークに合わせ開催されている同展示は、ビデオゲームを通してファミリー層を中心に、来場者が遊び、学び、競い合い、そしてつながることを楽しんでもらうユニークな企画です。
会場では、『パワーウォッシュ・シミュレーター(PowerWash Simulator)』(FuturLab)、『リビッツ!ビッグ・アドベンチャー(Sackboy: A Big Adventure)』(Sumo Digital)、そして『Monument Valley』(ustwo games)など、英国が誇る豊かな才能とクリエイティビティによって生まれたゲームが用意されていて、誰でもプレーして遊ぶことが出来ます。
これらの企業は、英国に本社があり、用意されたゲームは英国人のクリエーターが開発したもので、大きな成功を収めている大ヒット作品ばかり。最新ではないですが、すでに何百万人もの人たちにプレーされているゲームで、英国を代表するゲームといえます。
また、慈善団体SpecialEffect が開発を手がけた革新的なソフトウェア「EyeMine 2」は障害のある人が目の動きだけで『Minecraft(マインクラフト)』を操作できるようにする技術を導入したゲームです。目の動きを追うための特別なカメラは必要ですが、それ以外は普通のパソコンでプレー可能だそうです。
万博で英国がゲームに力を入れて推してくると言うのは意外に思いました。
どうしてもゲームというとアメリカや日本を思い出しがちですが、実は英国にもゲームソフトの一大産業が存在するのです。
英国のビデオゲーム産業はヨーロッパ最大規模を誇り、世界的にも主要な輸出産業のひとつなのです。現在、その経済価値は英国経済に対して60億ポンドの付加価値を生み出しているとされています。
また、今回の展示で主導的な存在の英国ナショナル・ビデオゲーム・ミュージアム(NVM)は、英国で唯一のビデオゲーム専門ミュージアム。NVM は、インクルーシブかつ革新的なゲームデザインを通じて、英国のゲーム産業がいかに世界の業界をリードしているかを紹介し、万博のメインテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」とも共鳴しています。
シェフィールドを拠点とする同館では、レトロなアーケードゲームから最新のゲーム体験まで、100点以上のプレイ可能な展示を常設しており、厳選された展示が来館者を迎えます。また、5,000点以上のゲーム関連資料を収蔵し、次世代に向けたゲーム文化の保存にも取り組んでいます。
次回英国へ行く際は、シェフィールドに立ち寄って、英国ナショナル・ビデオゲーム・ミュージアムでゲーム三昧するのも良いかも。
イベント情報
人生を変えるビデオゲーム展 | |
日程 | 7月18日(金)~24日(木) |
時間 | 10:00~19:00 ※7 月21 日(月)は10:00~15:00 に短縮 |
場所 | 英国パビリオン 3 階 ギフトショップ入り口から3階へ |
言語 | 日本語および英語 |
参加費 | 無料 |

