こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
チュニジア政府観光局は、大阪万博の閉幕を目前に控えたタイミングで、チュニジアの文化・観光・未来の可能性を広く紹介する特別イベント「チュニジア・スペシャルナイト」を10月1日に開催しました。
北アフリカに位置するチュニジアは、古代ローマの遺産を有するカルタゴ遺跡、青と白の美しい街並みが広がるシディ・ブ・サイド、そしてサハラ砂漠の雄大な自然など、多彩な魅力を併せ持つ国です。
スペシャルナイトの会場にはチュニジアから来日したアーティストがドラムやベースに加え、伝統的な打楽器などを持ち込み、伝統音楽を半端ないほどの没入感を感じさせるパワーと迫力で演奏し、会場を盛り上げました。
他にも日本人モデルが煌びやかな民族衣装を着てステージを歩くファッションショーやチュニジアの最新の観光プロモーション映像などでチュニジアの文化的・観光的ポテンシャルを余すところなく披露。チュニジアンブルーと呼ばれる美しい濃い青が目を惹く空と海の色と対になるような建物の真っ白の壁の美しさには引き寄せられますし、「地中海に面するヨーロッパの都市か?」と思う様な洗練されたイメージでした。
また、途中で紹介されたオリーブオイル「Carthage Crown Olive Oil」は、国際的な賞を多数受賞した実績があり、オーガニック農法で育てられたオリーブで作られているので、物凄くまろやかで角が全くありませんでした。最初は少し甘みを感じる気がしましたが、後から微妙な辛味がす〜っと口の中に広がります。いろんな料理に使えそうな気がします。2ヶ月後には日本国内でも販売を開始するそうです。
提供された料理は、国際的に著名な二人のチュニジア人シェフがチュニジアからこのために来日し、勝手の違う日本で腕を奮って下さいました。
チュニジア料理がどんな料理なのか、と興味深々でしたが、深遠なるスパイスの香りと地中海の豊かな恵みが織りなす、アラブとベルベルの伝統が融合した独自の料理で、どれも日本人の口に合いそうな優しい料理でした。スパイスもココと言うところには効かされていますが、暑い国にありがちなただ辛いだけというのではなく、もっと繊細な味付けになってました。
メニューは典型的なチュニジアの味を忠実に再現したそうで、チュニジアの歴史、文化、風土を「味わう」ディナー体験でした。

前菜

スープ

デザート
盛り沢山の内容で、チュニジアの魅力を余すところなく伝えていたイベントでした。
イベントに参加して、改めてチュニジアパビリオンへも来館したいと思わせてくれましたし、チュニジアにも行ってみたいと思わせてくれました。
会の最後には抽選会があり、当選者にはチュニジア1週間の旅がプレゼントされました。

