糸で操られているのに生きている――ザルツブルク・マリオネット劇場『サウンド・オブ・ミュージック』観劇記 at万博2025

こんにちは、ヨコヤマです★
EXPO2025大阪・関西万博で、オーストリアのザルツブルク・マリオネット劇場『サウンド・オブ・ミュージック』を観てきました!


ザルツブルク・マリオネット劇場『サウンド・オブ・ミュージック』

糸が紡ぐ、人形たちの命

「人形がどうしてこんなに人間みたいに動くの!?」
舞台が始まった瞬間から、もう目が離せません。

表情は動かないはずの人形なのに、ちょっとした手の角度や首の傾け方だけで感情が伝わってきます。
「悲しいんだな」「今は喜んでいるんだな」と、人形がまるで生きているように見えて、まるで魔法をかけられたみたい。

50体の人形を10人で操る

登場人物も多く、衣装替えもあり、人だけでなくさまざまな動物まで登場。約50体もの人形を、10人の人形使いさんが操っているそうです。舞台上では何体も同時に登場し、場所の移動も複雑で、どうして糸が絡まらない??まるで糸なんて存在しないかのように自由に動く人形たちが本当に不思議でした。

最後に舞台上の幕があいて、どんなふうに操っているかを見ることができます。

驚いたのは、シスター役として人間(シスターの衣装を着た人形使い)が登場したシーンです。舞台に腰かけて演じる人間と人形が並んで、手をつないだり語り合ったりしても、世界観はまったく壊れません。人間は人形と同じように口を動かさず、手の表情だけで感情を表現。人間さえ“人形の一部”として舞台に溶け込んでいる――そんな演出に感心しました。

ドレミの歌やエーデルワイス

今回の公演は英語でした。私は英語が苦手で心配だったのですが、ストーリーを知っていれば問題なし。生きているような人形たちに見入っていたら、あっという間の1時間45分でした。もし、オーストリアの公用語・ドイツ語だったとしても、同じように夢中で観られたと思います。

『サウンド・オブ・ミュージック』だからこそ、知っている歌が流れるたびにうれしくて、心の中で一緒に歌ってました。他のお客さんもきっと歌っていたはず。

夢の世界を支える舞台美術

舞台は人形だけでなく、大道具や小道具も見どころ。椅子やベッド、ギター、自転車まで登場し、奥行きのある舞台で遠近法を駆使して“遠くへ去っていく姿”を表現。背景も次々に変わり、映画のような臨場感がありました。全てが人形のスケールに合わせて作られていて、夢の世界をのぞいているようでした。


文化に触れる小さな旅

100年以上続くザルツブルク・マリオネット劇場の歴史

ザルツブルク・マリオネット劇場は1913年に設立され、100年以上の歴史を持つ老舗。高度な技術と丁寧な演出が評価され、2016年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。高さ30センチほどの操り人形や衣装、小道具まで全て手作りで、一人前の人形使いになるには7〜8年かかるそうです。

舞台裏でスタンバイする人形たち

鳴りやまない拍手と人形使いのみなさん


映画の舞台・ザルツブルク

映画『サウンド・オブ・ミュージック』は、オーストリア・ザルツブルクとその近郊を舞台にした名作で、市内には実際のロケ地も数多くあります。さらに2026年には、歴史的なヘルブルン宮殿の敷地内に「サウンド・オブ・ミュージック ザルツブルク博物館」が公開予定とのこと。実際にザルツブルクを訪れて、物語の舞台を歩いてみるのも楽しそうです。

ガラスのあずまや(サウンドオブミュージックの長女リーズルと郵便配達夫ロルフ、マリアとトラップ大佐の2カップルが愛を歌う場所) © Schlossverwaltung Hellbrunn/ Foto Sulzer

旧市街とザルツァッハ川
© Tourismus Salzburg GmbH / Günter Breitegger


今回の公演は、ただの観劇ではなく「文化に触れる小さな旅」でした。

観劇がきっかけで、海外の文化や歴史にまで興味が広がるのは素敵な体験ですよね。
もし機会があれば、ぜひ海外の文化を体験してみてください。新しい発見や気付きで、自分の世界が広がります。

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