こんにちは、ろこぴんです。
今回、2023年の夏に開校したばかりのインターナショナルスクール「ワンワールドインターナショナルスクール(OWIS)大阪校」の先生に話を聞いてきました。
バイリンガル育児に興味がある人、日本の教育も大事だけど、海外に通用する教育を子どもに受けさせたい人は必見ですよ!
インターナショナルスクール校長先生に学校について聞いてきた
ワンワールドインターナショナルスクール(OWIS)大阪校の校長先生はグレッグ・クロースさん。今回は、校長先生に直接お話を聞くことができました。(以降、ワンワールドインターナショナルスクールをOWISと表記します。)
グレッグ校長は、カナダ出身。東京にも10年間住んでいて、ずっと教育系の仕事をされていました。大阪へは2023年4月に。そこからOWIS大阪校を立ち上げました。
OWIS大阪校 について
シンガポール発のインターナショナルスクール。現在は幼稚部と初等部が開校していて、幼稚部は年少から年長までの3学年制。初等部は1年生から5年生までの5学年制です。世界展開しているグローバル・スクールズ・ファウンデーションの運営するスクールで、全スクールブランドを合わせると、世界10カ国に35キャンパスあり、3万1千人の生徒が通っています。
インターナショナルスクールのイメージってどうですか?
インターナショナルスクールと言われたら「海外の人がたくさんいる」と思っていませんか?実際、日本のインターナショナルスクールになると、大半は日本人が通っています。また、英会話スクールのようなイメージをしている人も多いですが、普通の小学校で受けられる授業と同じです。違う部分は、海外の文化や英語も学べること。
全く話せない状態からでも、高校卒業時には完全にバイリンガルになれるし、言葉だけではなく、文化を通して、日本人の目線と外国人の目線の両方を持つことができるようになります。
OWISの教育方針は?
OWISでは、イギリスやカナダ、オーストラリアなどで使われている教育方法で、学生たちが質問をしながら勉強する教育方法を取り入れています。日本だと、授業をちゃんと聞いているか?ということの重点を置かれがちですが、OWISの実践する教育方法は、自ら考える力、「なぜ?」と疑問に思う考え方、自己肯定感などを養うことができます。
IBの承認学校でもある!IBって?
また、IB(国際バカロレア)の承認を持っている学校でもあります。
IBとは、国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラム。チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムで、世界の複雑さを理解し、対処できる生徒を育成し、未来へ責任ある行動を取るための態度とスキルを身につけさせます。
「UOI」という授業がある これ何?
UOIとは、子供たちが感じた疑問を自ら探求する授業。先ほど紹介したIBで学ぶ基本となっている部分で、日本にはない授業の枠。1年に6つの教科の枠を超える普遍的なテーマに沿って探求し、友達と意見交換をしながら学習を進めます。
グレッグ校長 学生時代を通じて
これは、グレッグ校長がカナダでの学生の頃の話ですが、フランス語や科学などの授業はありました。でも、「何を学ぶか」より、「どうやって学ぶか」が重要だったそうです。カナダでは、フランス語は必須科目。ですが、先生たちもそこまでフランス語が上手じゃなかったこともあり、最初の4年間はフランス語を全く学べませんでした。でも、高校3年生の頃に新しい先生が来て、「フランスの文化など興味があるものを考えておいてください。そして、卒業直前にフランス語でそれについて発表してください」と最初の授業で課題を出されたそうです。そして、他の授業で処刑台の「ギロチン」に興味を持ち、1年を通して調べたり模型を作たりして、最後の授業で発表したそうです。
その授業がとても楽しくて、今でも鮮明に覚えているとのこと。
海外ではこのように、自分で考えたり、質問できる思考がとっても重要視されているんです。どんなクラスでも、何を学んだとしても、各授業の最終課題があって、それは自分でやりたいことを考えて、個性も入れながら作るのだそうです。
グレッグ校長も、授業を学ぶのは重要だけど、それはただのツール。なので、学んだことをどうやって使うか、が重要とおっしゃってました。
OWISに通う価値とは?
OWISでは何かを作り上げていくときにとても大切な思考のCreativity and Innovation(創造性と革新性)を特に重要としています。また、Global Engagement and Adaptability(グローバルな関与と適応性)も大切にしています。これは、さまざまな学校が取り組みたいことですが、実際は難しいそう。でも、OWISなら、他の国にも学校を持っているので、他の文化を体験したい場合は留学することも可能です。また、日頃から、同じ学校にいる他の国の学生との交流やハロウィンなどのイベントも学校で行うので、そういった部分で体験することができます。
他にも、学校でいろいろな国の子供たちがいますが、みんなで一緒に一つのものを作り上げていくことも。社会に出た時に一人で自分の考え方を持って活躍できるようになること、お互いを尊重しあうことも大切にしています。
小学校からでも通わせられる?英語喋れないけど。
他のインターナショナルスクールでは、よくあるそうですが、OWISでは現状英語のレベルは問いません。小学校から入学しても、専用の英語の授業「Academic English Preparation Program」があります。みんなが、英語をもともと話せる生徒と同じように卒業できるようなシステムになっているので安心です。
OWISの学費は?
幼稚部 | 初等部 | |
授業料(1学期) | ¥420,000 | ¥483,334 |
志願料 | ¥30,000 | ¥30,000 |
登録料 | ¥50,000 | ¥50,000 |
教材費 | ¥30,000 | ¥30,000 |
設備費 | ¥30,000 | ¥30,000 |
ワンワールドインターナショナルスクール大阪校(OWIS)
ワンワールドインターナショナルスクール大阪校(OWIS) | |
住所 | 大阪市生野区舎利寺3-1-39 |
WEBサイト | https://owis.org/jp/osaka/ |
問い合わせ電話 | 06-6715-6855 |
メール | 一般問い合わせ/contact.osaka@owis.org 入学に関する問い合わせ/admissions.osaka@owis.org |
開校時間 | 月曜〜金曜日 午前8:30〜午後3:30 |
オフィス時間 | 月曜〜金曜日 午前9:00〜午後6:00 |
2児の母。
家族そろってゲーム好きなので、オススメゲームあれば教えてください。