こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
季節毎に開催されるNAKED主催のデジタルアートを駆使したイベント『NAKED桜まつり 2024 世界遺産・二条城』が2024年3月8日(金)~4月7日(日)の期間、京都の二条城で開催されます。
50品種約300本もの日本の野生種・栽培品種や見頃が異なる桜が城内の至る所に植えられていて、京都でも有数の桜のスポットである二条城で、本物の桜とデジタルアートが描き出す桜を闇夜の中で楽しむ桜まつりとなっています。
今回はメデイア向け内覧会ではなく、会期期間中の日に訪れたので、これまでとは違った一面を見る事が出来ました。
城内に入ると例年通り唐門でのプロジェクションマッピングがお出迎えしてくれました。今回は桜囃子です。
唐門に映し出される映像美も去る事ながら、目の前の地面で展開される映像にも注目です。
南門前の白壁に映し出されたさ桜を見ながら桜の園へ。この辺りまで来たところで、周りの来場者の中に外国人が多い事に気付きました。皆さん一様に私たちと同じ様に反応しており、「美」への感性は同じなのだな、と思いました。
桜の園では、多くの桜の木で新芽が芽吹くのを今か今かと準備している様でした。もう少ししたらこの辺りは満開の桜を見る事が出来るはずです。
内堀まで移動してくると、狩野派が描いた黄金の障壁画が彩る壮大なプロジェクションマッピングショー「桜月夜絵図」が人々を惹き付けていました。
香雲亭から清流園を通って台所前庭へ、というルートは過去と同じですが、それぞれの場所でのライトアップには工夫が凝らされており、今回はテーマにもある桜を意識して桃色系で攻めていました。
内覧会のときと最も違ったのはこの台所前庭での様子。今回は一般の方が沢山おられ、思い思いの過ごし方をされていました。
内覧会とは全く違った空気感で、皆さんがこの空間と時間を楽しんでおられるのが良く解りました。
台所前庭中央に置かれた満開の桜の木が存在感を示しており、ここに入って来たほぼ全員が桜の木をカメラに収めていたり、その前でポーズを決めていたり。
物販に目をむけると桜の枝を束ねたものが販売されていてビックリ。個人が桜の枝を折る様な行為はあり得ないので、他では手に入らない貴重なお土産かもしれません。
また、多くの人が楽しんでいたのがNAKED花みくじ。
紙で折った花とおみくじのセットで、購入後、そばにおいてある枝の束の中から好きなところに花やおみくじを結びつけるというもの。どちらも持ち帰っても構わないし、結びつけてもよく、自由に選択出来ます。
過去の内覧会の際にもNAKED花みくじがあった事は知っていましたが、こうやって実際に購入して楽しんでいる人を見るとその人気度がよくわかりました。
プロジェクションマッピングを中心にしたデジタルアートのイベントとして既に回数も重ねてきているので、毎回来場者の期待値を越える何かを見せなければならないのは大変なのでしょうが、それでも毎回その期待値を越える作品で来場者を魅了してくれています。
今回も桜というテーマに沿った日本を強く感じる構成と描写になっていて満足度の高い内容でした。
京都での桜の開花時期は3月末から4月初め頃だと思いますが、その時期は最高の景観を眺められる事でしょう。
今回はプレミアムお花見エリアも設けられているので、存分に桜を楽しんで下さい。
開催概要
NAKED桜まつり 2024 世界遺産・二条城 | |
会場 | 元離宮二条城(京都市中京区二条通堀川西入二条城町541) |
開催期間 | 2024年3月8日(金)~2024年4月7日(日) |
開催時間 | 18:00~22:00(最終入場21:00) |
チケット料金(税込) | <通常チケット> 【月~木】中学生以上:2,000円 小学生:1,200円 【金土日祝】中学生以上:2,400円 小学生:1,600円 <特定日チケット>※特定日:3月23日(土)、3月30日(土) 【通常】中学生以上:2,800円 小学生:2,000円 |
公式サイト | https://event.naked.works/nijojo/spring/ |
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