こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
世界遺産の二条城で開催されている花の体感型アート展『NAKED FLOWERS 2023 桜 世界遺産・二条城』に行ってきました。今年で6回目の開催です。
夕陽が落ちて闇が深くなっていく中に浮かび上がるプロジェクションマッピングによる映像美と歴史的建造物の持つ美がうまく融合されていて見る者を圧倒します。
城内には約300本の桜の木が植えられていて、桜とのコラボも見ものでした。桜の木は約50種類もあるらしく、そのお陰でどのタイミングで行っても何かしらの桜が咲いている状態になるのも嬉しい。
今年は、“桜×日本の伝統文化”がテーマ。
定番人気となった重要文化財・唐門へのプロジェクションマッピングの「桜絵巻」では水墨画や日本画などの表現方法を取り入れたり鶴や蝶が舞ったり、和楽器の演奏との調和、そこから生まれる空気感、と日本を強く意識させた内容になっています。
唐門でのプロジェクションマッピング
「花音」では、和楽器が奏でる優雅な音色と、桜の木に当てられた照明が織りなす立体的なデザインのインタラクティブアートが楽しめます。
過去最大規模で表現される「Dandelion」ではスマホを使ってQRコードを読み込むと、その場で名前を登録出来、そのデータをリーダーで読み取らせると、登録した名前が目の前の城垣に映し出され、たんぽぽの綿毛とともに舞い上がりながら移動していきます。またDandelionは世界と繋がっているため、ここで城垣に表示されたものは東京タワーにあるDandelionの方にも表示される様になっています。
クライマックスシーンを飾る「台所前庭」では、「夜桜茶会」と称して白壁に投影された桜を観ながらお茶を楽しめるスペースが初登場します。壁面に投影された円窓に近づくと障子が開き春にちなんだ和歌を詠みあげる声が聞こえ、それに合わせて春らしい映像が現れるインタラクティブアートになっています。
配置されたベンチやスタンドテーブルを使って緑茶を頂く事も出来るのですが、緑茶を受け取る際、カウンターにも一工夫されていて、カップをテーブルに置くとそこにもデジタルアートが現れます。
他にも白壁に投影された桜の花びらが舞っている「光桜」、ライトアップされた建物や桜などが池の水面に映る「春の灯」は絶景。桜の木自体へのライトアップなど城内のあちこちで仕掛けが施されているので歩きながら喚声を上げること間違いなし。
この花の体感型アート展は、様々な夜桜の表情を「見る」だけでなく、春の香りがする風や音色などで「聞く」「嗅ぐ」「触る」、そして「味わう」も加えた五感すべての感覚で桜を楽しめる内容になっているので、皆さんも五感を最大限に使って楽しんでみて下さい。
また、今回は事前登録をすると本展を10倍楽しめるデジタルパンフレットや登録者限定のクーポンが配信される特設サイトが用意されているので来場前に登録してみては。
体験サイト登録はこちらから。
最後に、デジタルアートやプロジェクションマッピングファンのあなたに招待券のプレゼントがあります。
応募フォームに必要事項を記入して応募して頂いた方の中から2組4名の方に招待券をプレゼントします。応募締切は3月27日、抽選後招待券を郵送いたします。
応募はこちらから
開催概要
イベント名 | NAKED FLOWERS 2023 桜 世界遺産・二条城 |
開催場所 | 元離宮二条城 |
住所 | 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541 |
開催期間 | 2023年3月17日(金)~2023年4月15日(土) |
開催時間 | 18:00~22:00 (最終入場 21:00) |
チケット料金 | 月~木 中学生以上 1,600円、小学生 1,000円 |
金土日祝 中学生以上 2,000円、小学生 1,400円 | |
4/1(土)・4/8(土) 中学生以上2,400円、小学生1,800円 | |
公式HP | https://flowers.naked.works/nijojo/ |
問い合わせ | <イベントに関するお問合せ>NAKED FLOWERS 2023 二条城 運営事務局 TEL:050-1754-3207(2022年3月17日(金)~4月15日(土)10:00~22:00※会期中全日) <チケットに関するお問合せ>キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888(2023年1月31日(火)~4月15日(土)11:00~18:00※日・祝休み) |
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