こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
あべのハルカス近鉄本店では10月16日(水)から22日(火)まで秋の大人気イベント「九州大物産展」が開催されます。
大北海道物産展をチェックしたからには、九州大物産展もチェックしない訳には行かず、初日に会場へ行ってきました。
今回の九州大物産展では、初登場12社を含む約70社が出店し、九州のバラエティ豊かなグルメや伝統の技が光る工芸品が勢揃い。博多ラーメンから宮崎牛、明太子にしめ鯖、大分の唐揚げなど有名どころから、現地では誰もが知っている名店の逸品など、かなり楽しめる内容でした。
また今年はあべのハルカス開業10周年の記念開催にちなんで、「おおいた和牛」などの九州の銘柄牛や穴子やブリといった海鮮をギュッと詰めた、九州グルメを満喫できるお重(ジュウ)10選が登場。
その中から九州大物産展に初登場の大分県にあるにくの蔵 銀山亭の「おおいた和牛 サーロイン・焼きすき重」を試食してみました。
実は銀山亭のお肉を食べるのは2回目で、前回は地下1階で開催された九州うまかもん市に出店していた際に、すき焼き&ローストビーフ弁当をいただきました。前回同様、お肉は柔らかく旨味が詰まっていていくらでも食べられそう。
特にサーロインは柔らかいのに噛みごたえがあり、お肉を食べた感が強く大満足。
今回唯一のイートインで出店していたのは、博多の人気ラーメン 店博多らーめん Shin-Shin。会場限定の煮たまご入りラーメンを試食しましたが、長時間かけて煮込んだ濃厚トンコツスープと腰のある極細麺の組み合わせはピッタリ。麺にスープが絡んでどんどん箸が進みます。煮卵のとろけ具合も絶妙で癖になりそう。近所にあれば通うこと間違いなし!
会場の入口の並びに横長にスペースを取っているのは福岡県糸島市の名産品を取り揃えた「むすぶいとしま」。糸島産の牡蠣を使って作った味噌は、地元の博多女子校の生徒と糸島漁協の漁師さんがコラボして開発した逸品。牡蠣の甘みと味噌のバランスがよく、ピリ辛ニンニク、しょうゆバター、ゆずコショウの3種類の味があります。 他にも現地で朝摘みした野菜や果物、お米など様々な産品が並んでいました。
糸島繋がりで、糸島だんご本舗のおはぎもカラフルで美味しそう。会場限定のおにぎりおはぎののぼりが目立ちます。
そのカラフルさに目を引かれたのは北谷メロンパンのRE:MERO(リメロ)シリーズの四角いメロンパン。大阪出身のメロンパン職人がコロナ禍に仕事が減った際に訪れた沖縄で出会った人たちと一緒に開発したのがこのキューブ型のカラフルなメロンパン。シークワーサーや黒糖、紅芋、マンゴーなど沖縄にちなんだ食材を練り込んで、できる限り自然の食材でカラフルな色をつけているそうです。
同じく福岡で人気のメロンパン専門のカシェットのメロンリングは、見た目はドーナツですがメロンパン。カシェットは、地元ではメロンパンの中に生クリームとイチゴを入れた「フルーツメロンパンストロベリー」で非常に有名で、店舗は土日祝日しか営業しないため、すぐに売り切れるそうです。そのカシェットが今回一押しなのが、メロンパンに捻りを加えて開発したのがドーナツ型のメロンリング。味も食感もメロンパン。チョコの部分はかなり濃厚で食べ応えあり!今だけの限定商品なので、食べてみたいと思ったらそのまま購入へ!
長崎県のしょうたのマグロの本マグロ重は、対馬の海で養殖したマグロを贅沢に切り揃えていて、見ての通りマグロだらけ。赤身、中トロ、大トロがど〜んと入っています。流れの早い海流の流れる対馬の海で約4年も養殖されているそうで、その間成長に合わせて餌も変えてマグロにしっかり脂がのるように工夫しているそうです。
丁度良いくらいの脂ののりであっという間になくなってしまいました。ワサビを多めにつけることをお薦めします。
味の兵四郎では、あご入り兵四郎のだしが売りで、わかめで緑に色付けた細うどんの試食で麺つゆとあご出汁をいただきましたが、どちらも旨味成分の出汁の香りが香ばしく、それだけで食欲をそそられました。特にあご入り兵四郎のだしはあご出汁に鯖節、昆布、干し椎茸、イワシ煮干し、鰹節などを加えているので旨味成分だらけ。パック入りなので、そのまま煮出して出汁を摂ってもいいし、パックを破ってチャーハンやサラダなどにフリかけたりしても美味しい。これ1つあると何にでも使えてとっても便利。和食家には欠かせない。
茶葉と言えば静岡や京都を思い浮かべるかもしれませんが、実は鹿児島県は全国第2位の生産量を誇るお茶の県。その代表が知覧茶。特攻隊でも有名なあの知覧のお茶は高級で高品質。下窪勲製茶の茶葉のパックには、コク、渋み、香り、甘み、旨味の5つを星の数で表してあり、それがどんなお茶なのかをわかりやすくしています。 コーヒーではよく見かける表示方法ですが、茶葉でみたのは初めてでした。
甘みを感じる深みのあるお茶を試飲しましたが、その辺で出てくるお茶とは全く別物でした。
熊本のらくのうマザーズ 阿蘇ミルク牧場は、ソフトクリームや乳製品を揃えています。しかし今回の目玉はあべのハルカス10周年記念300mmソフトクリーム。高さ30センチのソフトクリームで、クリーム自体は普通のソフトクリームと変わらないのに、こんなに高く巻き上げて倒れないのが不思議。どうも巻き上げる際の技術に秘密があるそうです。
味は濃厚かと思いきや、比較的あっさりだったので、この量でも最後まで美味しくいただけました。
長崎がまだす堂本舗は、ちゃんぽんやさん。お店でシェフが調理したちゃんぽんや皿うどんの具の部分を瞬間冷凍して、美味しさを閉じ込めた状態の冷凍パックを販売していました。地元の農家から一般の流通に乗らない野菜などを仕入れてフードロスの削減を目指しているそうです。
湯煎しただけで食べられる皿うどんや、鍋に移して温めるだけで食べられるちゃんぽんは冷凍庫にあると何かと便利な逸品。 アレルゲンが気になる人向けには、麺とスープだけのセットも用意されています。
他にも気になるものはたくさんありました。三井楽水産の五島鬼鯖鮨や岩崎本舗の角煮まんじゅう、鹿児島の谷口海産のきびなごの一夜干し、銀山亭と同じく九州うまかもん市に出店していた長崎対馬醤油江口のアナゴ飯や、福岡さかえやのソフトかりんとう、沖縄具志堅商店の黒糖アガラサーなどもみられ、九州オールスターズを堪能出来ます!
物産展情報
九州大物産展 | |
開催期間 | 10月16日(水)~22日(火) 10:00~20:00 ※最終日は15:00閉場 |
開催場所 | あべのハルカス近鉄本店 ウイング館9階 催会場 |
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