こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
先月、不思議な生き物のチンアナゴの生態を垣間見てきた京都水族館を再び訪問してきました。今回はまま記者ともともとその分身のチビともとも姉妹を引き連れてのファミリー風体験です。
今回の目玉は、2025年11月29日から始まった「くらげのあかりたち」というイベント。
クラゲ好きのともともと、ママに影響されたチビともとも姉妹は、到着時からふわふわした感じでした。
11月29日から来年の3月31日までの期間、「くらげのあかりたち」の展示エリア「クラゲワンダー」内では、館内のクラゲをモチーフにした約60個のランプが吊るされて展示されています。
クラゲごとに異なる色や形をより多くの方に知ってほしいという思いからこのイベントが誕生したそうです。京都水族館で飼育している約20種のクラゲをモチーフに、飼育スタッフ監修のもと新潟県のガラス専門店「TAKU GLASS」の職人が制作したクラゲランプをともす冬期限定の人気イベントで、今年で6回目の開催になります。

「クラゲワンダー」の入り口や360度パノラマ水槽「GURURI」を囲む通路で、あたたかくともるクラゲランプが幻想的に光を発しています。
また、壁面の一部を鏡で囲んだ「ミラートンネル」も登場し、鏡に映るクラゲランプに囲まれる幻想的な空間を堪能できます。ママの影響でクラゲに興味津々のチビともとも姉妹はあちこちでクラゲに見入っていました。
チビともとも姉妹もこの不思議な空間をエンジョイしているようでした。
さらに今年は、世界最大のクラゲとしてギネス世界記録に認定されている「キタユウレイクラゲ」の大型装飾を初展示。天井に吊るされた「キタユウレイクラゲ」が実寸大の大きさだと聞かされびっくり。
キタユウレイクラゲは、傘の大きさが40~70cmになる大型のクラゲです。野生下では傘の大きさが2mを超える程大きくなった個体が世界最大級のクラゲとしてギネス世界記録に登録されているそうです。そして比較的陸から近い海で見ることが出来るそうです。
今回は、そのダイナミックさが体感できる直径約1.2mの傘のサイズの装飾が展示されています。長い触手が天井に沿って伸び、他のクラゲを狙うような迫力ある姿を演出されています。赤みを帯びた傘、長い触手、フリルのような口腕が特徴的なキタユウレイクラゲが、海に漂う様子がリアルに再現されています。
オープンラボ「京都クラゲ研究部」のモニターでは、キタユウレイクラゲの特徴や観察ポイントを動画で紹介していましたが、ここでチビともとも姉がすかさず持ってきたクラゲの本を出し、京都クラゲ研究部のスタッフを質問攻めに。
スタッフからキタユウレイクラゲの特徴などを教わり二人は満足気でした。
子供達の熱心な態度と関心度の高さにスタッフも真剣な表情で回答していて、スタッフの知識の豊富さや子供達への説明に慣れている姿から、来館する子供たちには積極的に質問してもらいたい、と思いました。
展示エリアの先にある「ミテッテ」では、水族館スタッフが撮影した多様なクラゲの写真を大型ポスターとして展示してあります。
12枚のポスターが並ぶギャラリーのような空間で、休憩しながらクラゲの魅力を楽しめるようになっています。
京都水族館は常に人気のコンテンツがたくさんあり、今回も「くらげのあかりたち」以外に、常設のクラゲや先日みたチンアナゴ、過去にも取り上げたオオサンショウウオなども来館者で人気でした。

チビともとも姉妹も、クラゲだけみて帰るわけには行かない、と水族館を隈なく巡って、楽しい時間を過ごしたようです。
水槽の中を泳ぐアシカやオットセイを眺めたり、巣に篭って卵を温めているペンギンや活動している他のペンギンを観察したり、ペンギン相関図を眺めたり、イルカのショーを体験したり、里山を歩いてみたり。



館内を移動中に「これやりたい!」と声を挙げたのが「魚面」作り。
誰でも立ち寄って体験することが出来、簡単に完成して、その後は頭に被って楽しめます。
ともとも一家も挑戦し、それぞれに違うデザインの魚面を完成させました。
京都水族館を十分遊び回ったチビともとも姉妹はとても満足そうな表情で感想を教えてくれました。
姉
クラゲ好きなママの影響で、私たちも好きになりました。
クラゲの本も持っていて、ずっと見ていて、実物を見たいなと思っていたので、夢が叶って嬉しかったです!
「クラゲってなんでご飯を食べたらオレンジになるんですか?」「ユウレイクラゲとキタユウレイクラゲはどっちが大きいですか?」とか、気になることをその場で飼育スタッフさんに質問できたし、いっぱい教えてもらえて嬉しかったです。
クラゲって、ほんとに不思議で楽しいな〜って思いました!
私はタコクラゲの水玉模様がかわいいから、推してます!
妹
キタユウレイクラゲ、私より大きい。負けた…
最後にともともは「クラゲの魅力は謎だらけなこと」と達観したコメントを残しています。
館内を楽しむ一方、「くらげのあかりたち」が開催中、期間限定の特別飲食メニューも登場していたのでそちらもしっかり試食させていただきました。
キタユウレイクラゲをモチーフにした新メニュー「キタユウレイクラゲのあったかクラムチャウダー」は、パプリカパウダーをかけたパンで傘を表現し、口腕はポテト、長い触手をパスタで再現されている唯一無二のメニュー。販売価格は1,080円(税込み)、スタジアムカフェで販売されています。
チビともとも姉妹はパクパクと口腕や触手部分を平らげてしまい、パンにかぶりついたところで、パプリカが少し辛かったようで、ママに引き取ってもらっていました。
クラゲをモチーフにした寒い冬にぴったりのあったかドリンクの「ふんわりクラゲのホッとココア」は、ホットココアの上にホイップクリームをのせ、オレオとチョコソースでクラゲを表現し、可愛いクラゲマシュマロをトッピングされています。販売価格は780円(税込み)、こちらもスタジアムカフェで販売されています。
ホッとココアはともともが一人でじっくり楽しんでいたようです。
今年は自宅でも「くらげのあかりたち」の気分が味わえるクラゲランプが数量限定で販売されているのですが、販売初日のお昼にはアカクラゲのランプが売り切れになり、その後タコクラゲのランプも売り切れたと聞いました。
残るはキャノンボールジェリーフィッシュのみ。希望者は急いで京都水族館へ!!
クラゲの可愛さと謎さに惹き込まれた時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、館内のいきものたちは皆、それぞれに魅力ある存在だらけなので、子供を連れて遊びに行くには最高の場所です。天候も気にしなくていいし、これからの季節寒い日に当たっても大丈夫。大人も楽しめるし、学びも多い京都水族館、オススメです。
水族館情報
| 京都水族館 | |
| 住所 | 京都市下京区観喜寺町 35-1(梅小路公園内) |
| 営業時間 | 午前10時~午後6時 ※季節により変動あり。詳細は公式HPを要確認。 |
| 定休日 | なし(年中無休)※水族館のメンテナンスや気象状況による臨時休業あり |
| 料金 | 大人 2,400円、高校生 1,800円、中・小学生 1,200円、幼児(3 歳以上)800円 |
| WEBサイトやSNS | https://www.kyoto-aquarium.com |

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