こんにちは、マキタです。
先日、建て替え工事が完了した藤田美術館に
ひとあしお先にお邪魔させていただきました。
場所はこちら↓
太閤園のお向かいにあります。
藤田美術館は藤田傳三郎男爵の集めた茶道具などの東洋古美術を中心に、
蔵を収蔵庫として100年以上美術品を守ってきました。
しかし、建物の老朽化にともない、今後100年も美術品をしっかり守れるようにと
建て替えが決まったそうです。
ガラス張りの美術館に入ると開放的な土間が広がっていました。
日本の古い家屋にはたたきと呼ばれる土間がありましたが、
その土間はお客さんを招き入れる場所、子供たちの遊び場、炊事場、情報交換の
場所などいろいろな役割があったそうです。
この場所も講演会やギャラリーやワークショップなどのイベントなどで
地域交流の場としていきたいとおっしゃってました。
そして、いよいよ展示室の中へ。。
新しい美術館は旧館の梁や棚板なども利用されており、シンプルで美術品を
近くで見れるような工夫がいっぱい詰まってました。
まだ美術品が並んでいない美術館。シックでシンプルで「蔵(くら)」と呼ばれるだけあって
暗い です。こちらの部屋に入る前にはさらに暗くて天井の低い小さな部屋があります。
こちらの床と天井のルーバーは旧館の部材が使われているそうです。
また展示室を3つに仕切れるように可動式の壁がついてますが、
こちらにも展示品が置けるケースが収納されていました。
小さな仏像など表からも裏からも見られるなんて素敵ですよね♪
展示室を出るとパッと明るくなり、そこはギャラリー。
ガラス越しにはお庭が広がり、多宝塔が見えます。ここが都島区ということを忘れそうです。
今回、大阪市協力のもと多宝塔裏手の藤田邸跡公園との境であった壁を取り払ったそうで
行き来が自由に。奥行のある日本庭園が眺められます。
藤田美術館のリニューアルオープンは2022年4月ですが
2021年4月より、施設の一部の茶店と日本庭園が開放されますよ。
春が待ち遠しいですね~ぜひおでかけしてみてくださいね。
公益財団法人 藤田美術館
〒534-0026
大阪市都島区網島町10-32
TEL 06-6351-0582
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