こんにちは、ぱぱ記者Kenです。
「お前はもう死んでいる!」の名セリフが登場する北斗の拳。
日本漫画史上、最も人気の高い作品の一つに入っていることは間違いないと思える「北斗の拳」の連載開始から40周年を記念して、史上初・過去最大の「北斗の拳」の大原画展「北斗の拳40周年大原画展 ~愛をとりもどせ!!~」が2024年7 月6日(土)から兵庫県立美術館ギャラリー棟3F ギャラリーにて開催されています。
期間は9月1日(日)まで。
メディア向け内覧会では、漫画を描いた原哲夫先生が登場し、北斗の拳の荒々しい絵とは全く似つかないほのぼのした雰囲気で、作品への思いを語っていました。
全世界で1億部を超える発行部数を誇る超名作漫画「北斗の拳」が、連載を開始したのは、 1983年。ラオウ編までの136話約3,000ページ、さらには連載当時描かれた珠玉の彩色画の中から、 400枚の原画を厳選し、「愛」をテーマに、6つの章で、その迫力のストーリーを辿ります。
展示された原画の一コマ一コマに見入っていると、あっという間に時間がすぎてしまいます。どれも読んだことがあるストーリーであったり、見た記憶がある場面だったりするので、なかなか前に進めませんでした。
荒廃した世界で、暴力だけが世界を制する、という状況で、他者への自己犠牲的な愛に徹する、主人公のケンシロウを軸に、男女の愛、兄弟愛、ライバルであり友との友情、師弟愛、困っている人への慈愛など様々な愛をテーマにして話が展開されていて、どぎつい作風や表現の中に、静かに丁寧に「愛」を埋め込んで表現しています。
絵自体に力があるので、展示会そのものにも人を惹きつける強い力を感じました。過去の思い出とのオーバーラップなども蘇り、往年のファンには堪らない展示会だと思います。
また連載開始から40年経っても人気は衰えておらず、若い人たちにも新しいファンが増えてきていると思うので、そういう方にもぜひ見てもらいたいです。
会場内で興奮しても、他人の秘孔を突いたりしない様にして下さい。
-1章- 無愛 暴力が支配する世界
おまえはもう死んでいる
-2章- 親愛 強敵たちとの闘い
てめえらの血はなに色だーっ
-3章- 愛蔵 北斗の拳40年の広がり
今日より明日なんじゃ…
-4章- 親愛 ユリアを巡る争い
哀しみをしらぬ男に勝利はないのだ
-5章- 彩愛 極彩色原画・作り手の想い
愛するがゆえに見守る愛もある…
-6章- 敬愛 無想転生 宿命の帰路
わが生涯に一片の悔いなし
展示会情報
北斗の拳40周年記念大原画展~愛をとりもどせ!!~ | |
会期 | 2024年7月6日(土)~9月1日(日) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
入場時間 | 10:00~17:00(16時30分最終入場) |
会場 | 兵庫県立美術館ギャラリー棟3F ギャラリー 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内) |
問合せ | 050-5542-8600(全日9:00~20:00) |
展覧会HP | https://www.ktv.jp/event/hokutonoten/ |
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