都島区障がい児・者 福祉資源フェスタ
~地域で通える場を知ろう~
1月20日(土)午後1時~同4時、
都島区区民センター1階(都島区中野町2-16-25)で
「都島区障がい児・者 福祉資源フェスタ」が開催されます!
都島区の障がい児・者の福祉施設、約30施設が参加。
直接話を聞くことができるんですって。
勉強会もあります。
午後1時30分~「障がい福祉サービスの利用方法について」
同3時~「障がい年金について」
入場無料、申し込み不要です。
■問い合わせ 都島区役所保健福祉課(福祉)06-6882-9857
NPO法人真成会理事長の箱田さんにお話を伺いました。
–「福祉資源フェスタ」初めて聞きました。
今回、都島で行う、福祉資源フェスタはおそらく、児童と大人が行う合同イベントとしては、日本で初めてかもしれません。間違い
なく、大阪では、「初」の試みです。
– なぜ、イベントを企画したのですか?
2つの目的があります。
ひとつは、障がいがあっても、安心して暮らせる街づくり、
そして、支援者同士が連携を図れるシステム作りです。
– 詳しく聞かせてください。
障がいを持つ子どもを育てるという事は、健常と言われている子どもを育てるよりも、お母さんの精神的負担は図りしれません。
とくに、大きな不安は「この子は将来、どうなるのだろうか?」という部分だと思います。
そんな不安を少しでも解消できるきっかけになるのが、今回の福祉資源フェスタになります。
来てもらうだけで、家の近所には「こんな福祉施設があるんだ!」と触れてもらい、説明を聞けるという機会も設けています。
その他、福祉サービスを使う事すらわからない人が、使えるようになるかもしれない勉強会であったり、耳には聞いたことがある、
「障がい年金」についての理解に触れてもらう勉強会も設けています。
こういった、取り組みから、障がいがあっても安心して都島で暮らせる、福祉サービスがあるという理解をしてもらうきっかけを目的としています。
– 一度にたくさんの情報を得ることができるのが魅力的ですね。支援者同士の連携というのは?
これは、日本全域の話にはなると思いまが、同じ「障がい」と言われていても、実は児童と大人は関わりは薄いのが現状なのです。
つまり、放課後等デイサービスを利用していた児童が、同じ自治体の成人施設に通所しても引継ぎがないのが、ほとんどです。
そんな、ぶつ切りだった支援は、もう大阪の都島から断ち切ります。
こうやって、せっかく、集まるのであれば、支援者同士が情報を交換してもらって、お互いに知った中で、都島区の「障がい福祉」を支えているという自覚を持ってもらうという事も目的としております。
– 児童と大人の支援がぶつ切りなのは、私もかねがね疑問を抱いておりました。素晴らしい取り組みですね。
これだけの実績を成功させる事ができれば、他の大阪の区でも真似をする区はでます。
実際に、都島以外の区も興味を示してくれました。
こうやって、各地域で、安心して暮らせる街作りを日本中に提供したいと思っております。
— 安心して暮らせる街が都島から広がっていく、素敵ですね。箱田さん、ありがとうございました!