こんにちは!いのっちです。
秋も深まりを感じる季節になりました。
そんな中、中秋の名月の日(9/27)
「秀吉の大茶会」と名付けた茶会が太閤園で開かれました。
こちらにある「松花堂茶室」(大阪市指定文化財)での茶会は
100年ぶりということ。びっくりです。
参加者100人が日本の文化に酔いしれました。
「都島に生まれ、昭和初期に世界的音楽家として活躍した貴志康一氏の父、
薮内流茶道家 貴志彌右衛門氏の茶室が松花堂。
この茶室での茶事で使われた弁当が有名な松花堂弁当の始まりだそうです。」
と、お庭では、都島に縁のある女優さん、川嶋杏奈さんが
歴史の紐を解いて語り手をして下さいました。
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こちらが松花堂茶室。
明治時代から残り、100年もの永い間、使用されていなかった貴重なお茶室。
二畳程という神聖な空間に若宗匠とお客は4人。
茶室で茶会を催すのは、貴志彌右衛門氏が茶を学んだ藪内節庵の子孫、
隨竹庵七代・福田竹弌氏であったため、歴史を感じる瞬間でした。
要は、このお茶室の子孫である方がお茶をたててくれはって、そのお点前を
頂ける事はめちゃすごいことなんですわ。
ということで、おしとやかに戻ります。(笑)
お月様にもお茶をささげました。
懇親会では落語家の月亭文都師匠が
お茶にまつわる落語を演じ爆笑の渦。
まんまるお月さまをバックに聞く
しの笛は ほんとに幻想的で和を感じる
素敵な時間でした。
今回の主催者である「京橋しゃべり場」さん。
京橋を元気にするプロジェクトだそうです。
「茶室の一般公開は今回が初めてだが、
今日をきっかけにして今後、
京橋の観光資源になることでしょう。」
とのことでした。
お作法がわからなくても、気にせず、
和を楽しめるイベントでした。
日本の文化っていいですね。
主宰:京橋しゃべり場×和の素敵
お問い合わせ先
京橋しゃべり場プロジェクト